「男はつらいよ 寅次郎の告白」

今回のマドンナは吉田日出子。
それほど好きな女優さんではなかったのだけれど、料亭で立ち働いている後ろ姿だけで、悲しい女性の姿をしっかり匂わせるところは凄いな、と圧倒されました。ほんの一部分だけの出演ながら、この映画での存在感はダントツです。
最後の満男の「僕には伯父さんのみっともない恋愛を笑う資格がない」という言葉は何となくジンときました。
他人に対しても、そして自分に対しても、一生懸命生きているものをもっと優しく見なければいけないと思いました。


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