見出し画像

私流【高額講座の選び方】

唐突な内容ですが実はこの記事、自己紹介を書くよりも前にPCのメモ帳に書いて保存しておいたものでした。
いつ出そうかタイミングを見計らっていたのですが、ここ最近「まずはとりあえず世に出しておいたらいいんじゃないか」と思い立ったのでアップしておきます(笑)


*

●私がこれを書いた理由


 それはまさに、私がいくつものいわゆる『自分ビジネス』をしている方達の高額講座に入って「よかった!」と「失敗した!」の両方を経験しているからです。

 そして正直「失敗した!」の数の方が多いです(汗)

 とはいえ「よかった!」と思えたものがあるように、高額講座のすべてが悪いわけではありません。

 そんな私がこれから高額講座を受けたいと思っている皆さんが「高かったけど受けてよかった!」と心から満足して講座を終えられるように、僭越ながらいくつかのポイントについてお伝えさせて頂きたいと思います。

*

○まずお金は勿論、時間と体力を確保できるか?

 講座の金額は数万円だったり数十万円だったりと様々ですが、これをムリせずに用意できるか、というところは言うまでもなく重要なポイントです。
 
 ちなみにお金を用意する方法としては分割や誰かから借りる、でもいいですが、それをして自分が苦しくなってしまうのなら自分が心から気持ちよく払える状態を作れるまでは無理に入らない方がいいと思います。
 (→ムリして入ったとしても「これだけ払ったんだから元を取らなきゃ!」と、自分の中の何かを変えるのが目的で入っているはずなのに、払ったお金の分を回収するためにムリして頑張ることが目的にすり替わりかねません)

 ただしお金が用意できたとしても今度はその講座を受ける時間は確保できるのか?
 (例えば動画のアーカイブが残る講座だったとしても、自分がリアルタイムでなければ集中できないタイプならその時間帯に講座を受ける時間を確保しなければ講座を見ずに終わってしまう可能性があります)

 また時間を確保できたとしても講座に集中できるだけの体力や集中力が今の自分にあるのか?
 (時間があっても疲れて講座を見る余裕がない、次回の講座までのワーク(宿題のようなもの)をやる気力が沸かない、など) 

 当然ながら講座に入っただけでは変化は起きませんし、講座を受けたり教わった内容を実践したりすることが出来なければせっかくのお金も無駄になってしまいます。
 
 上手くいっていなかったとしても行動していれば何かしらの学び・変化は得られると思いますが、何もしていなければそれすら得られることはないでしょう。

*

○もし思っていた結果が出せなくても相手を恨まずにいられるか?

 これは特にまだ駆け出しで本格的にビジネスの結果を出していない方が主宰している講座などに申し込みたい、というときに重要なポイントです。

 なぜならまだ実績がない・少ない=その人の言うとおりにしても結果が出ない可能性がある、ということ。

 無料の講座などで経験を積んできたけどまだ実績は少ないから数万円、という価格設定の方もいますが、中には既にある程度の経験や実績があるから数十万円、という価格設定の方もいます。

 なのでもし自分がお金も時間も体力も用意してきちんとその人の言うとおりにしたのに結果が出なかった、となった場合にその人を恨まずにいられるか?というのはとても重要なポイントです。

 特に支払った金額が高ければ高いほど許せない、という気持ちになる可能性も高くなりかねません。

 なので駆け出しの方の講座に申し込むときはまずその方に対して好意を持っているかどうか。

 その上で「その方が今後この講座で発展していけるように応援したいし、自分も結果が出せたら更に嬉しい」という応援代のような気持ちで支払えるか、というところが重要だと思います。

 もし応援代としては高すぎる、と感じてしまうなら無理に支払わない方がいいと思いますし、この人のことは好きだけど私は絶対にこのテーマで結果を出したい!と思うなら別のもっと実績のある方のところに行くのも一つの手だと思います(※但しこの場合にも注意点はあります。詳しくは後程)

!講座生の結果が出ないということは講師の実力不足と取られてしまう可能性もありどちらにとっても不幸

 講座生が時間や体力・気力面の余裕を作れず講師の言うとおりに出来なかったために結果が出なかった、という場合も勿論多いのですが、実は講師側にあまり熱意がなくて(頼まれたからとりあえずやった、など)講座生が後から振り返ってみれば「そういえばあれってなんの講座だったの?」と思ってしまうようなものだった、という場合もあります。

 しかしどんな理由にしても、あまりに何人もの講座生が結果を出せていないという場合は講師の実力不足とも取られてしまいかねません。

 そうなってしまうと大金を払ったのに何も変われなかった講座生も、「あの人に大金を払っても何も変われない」という噂がついて新規講座生が付きにくくなってしまう講師もどちらも不幸ではないでしょうか。

*

○高額講座に入る前に

・無料、もしくは低価格で見聞きできるものから入る

 →講座を主宰されているような方は大抵何かしらのSNSで発信されている方が多いので、ブログやXでの文章発信、インスタやFacebookでのライブ配信、YouTubeでの動画配信など無料でその方の考え方などに触れられる機会というのも実は多くあります。

 また著名な方だと既に出版されていたりもしますし、これらも現在の書籍の平均的な価格で言えば1500円前後で購入することが出来ます。

 その中で「この人の考え方好きだな」とか「もっとお金を払ってでも詳しくお話を聞いてみたり、直接質問してみたりしたいな」と感じたときに初めて高額講座について調べる→募集時にお金・時間・体力が用意できるなら入る、というのが良いのではないかと思います。

・入ろうとしている講座で結果を出した人が自分と似たタイプ(性格・性質)か考える

 →実は以前とある講座で大きな変化を遂げた人がいたために「私も彼女みたいになりたい!」と思って入った講座があるのですが、後に彼女と私のタイプは実は全く正反対であったと判明してしまいました(汗)

 彼女は堅実にコツコツと現実的に努力を出来るタイプ(いわゆる男性性の高いタイプ)。一方私は感情で動く気分屋で受け身性質(いわゆる女性性の高いタイプ)。

 それがその講座で私が結果を出せなかった原因のひとつだったと思っています。(ちなみにその講座の講師の方も男性性が高いタイプでした)

※尚これは個人的な見解ですが、女性性が強いタイプの方が男性性の強いタイプの方のところでマインドの自由さを学ぶと危険だと思っています。
 (男性性の強い人がマインドの自由さを学ぶ→元々自分の感情に従って自由に動くのが苦手になっているタイプなので、学ぶことで丁度良く自由に動いたり選べたりするようになる、
 女性性の強い人がマインドの自由さを学ぶ→元々自分の感情に従って自由に動けるタイプなので、そこで「全部あり」という自由なマインドを学んでしまうと何でもやりたい放題になってしまって大きなトラブルに発展してしまう可能性がある、という理由)

・周りの言葉に踊らされない

①脅すような言い方をしてくる人のところには行かない
 
 →これは高額講座というより最近よく見かける某チューブのサムネなんですが(苦笑)

 「無視したら願いが叶わなくなるので絶対見て下さい!」などの、この動画を見ないと大変なことになりますよ!といった書き方のサムネってただそれだけで『何としてもこの動画を見てくれ!!』というオーラを感じて何となく気分が悪くなってしまいませんか?私だけ?(笑)

 幸い今のところ私の周りの講座主宰者でこういった書き方をしてくる人はいないのですが、こういう言い方をしてくる人のところにはまず行きたくないし論外だな~…と思ってしまいます。

②めちゃくちゃ勧めてくれても自分を主体に考える

 →「本当に良い講座だから!」と善意で勧めてくれるという場合も勿論たくさんあります。

 しかしそれでも「友達がこれだけオススメしてくれるから」という理由だけで決めてしまうのはちょっと待って貰えたらな、と思います!

 いくらいいものだと思えたとしても、先に述べたようなお金・時間・体力の確保が難しいのであればそのタイミングではやはり見送った方がいいと思いますし、そもそも主宰者に対していい印象を持てていないのであれば(勧めてくる相手はその人をすごくいいと思っているでしょうからやんわりとした言い方にしつつ)きちんとお断りした方がいいと思います。
 (もしそれで縁を切ってくるようなお相手ならそこで離れてしまったほうが却ってお互いのためになると思います。)

 ※ちなみに「講座に入って貰う」ことだけではなく「こういう講座をしているこんな人がいる」ということを知って貰うことにも意味があります。

 以前私の友人の中に「この子はあの講座入った方がいいだろうな…」と思う子がいたのですが、講座のことを伝えたところ「今は新しい仕事を始めたばかりだし講座にもそこまで興味を持てないから」という理由で断られたことがあります。

 ただ彼女に対し講座のこと・そして主宰者の方のことを伝えておけたので今後選択肢の一つとして入れて貰うこともできるでしょうし、そこから発展してまた別の方の講座を選んだり、講座まで行かなくても本を読んだりするなど色々な選択肢を増やすこともできると思います。

 一番の目的は「彼女自身が幸せだと感じられる選択を出来るようになること」です。

③「不安だから」じゃなくて「ワクワクするから」入る!

 →これはまさに私が入って良かった講座とそう思えずに終わってしまった講座との大きな違いです。

 入って良かった講座は「これに入ってこんなことを学びたい!」と申し込み前からワクワクできたもの。
 逆にそう思えずに終わってしまった講座は「この先これが不安だからそれを解消するためにはこれに入っておいた方がいいよね…」と「不安だから仕方なく焦って」入ってしまったもの。

 前者はお金もかかったけど払ってよかったし入ってる間本当に楽しかったし学びにもなったしある程度の結果も出せた!と迷いなく思えていますが、後者はお金を無駄にしてしまった感じがして後悔したし、入っている間もそれほど楽しめていたとは言えませんでしたし結果も全く出せませんでした。
 
 (ちなみに後者に該当する講座はいくつかあるのですが、実は当時時間に余裕があったからといって全部一気に受講してしまって体力や気持ちに余裕がなくなりそれぞれにきちんと集中できなかった、というのも大きな問題でした。そしてこれは先にも書いたように主宰者の方にとってもマイナスな結果です。)

※おまけ:「(講座の内容をもう一度勉強するための)おかわり受講」について

 ③の前者の講座は2つあり、どちらも終了直後の次期講座でおかわり受講をしたのですが、これは正直しなくてもよかったなと思いました。

 その理由として
 ・どちらも前回講座のアーカイブ動画が残っており、また内容に大きな変更もそれほどなかったため
 ・自分の記憶力がかなりいいためまだ内容を大分覚えており、改めて見直す必要性をそこまで感じられなかった

 →これらの理由から、初めて受けたときのようなモチベーションを保てずに終わってしまったこと(段々講座の動画を見なくなるなど)、そして何よりおかわり受講の理由が「この環境から離れることによって元に戻ってしまったら怖いから」=「不安だから」だったことが満足できずに終わってしまった一番の原因です。

 なのでおかわり受講にもやっぱり「この講座が大好きだから次も受けたい!」とか、「一旦離れてみたけどやっぱりもう一度戻ってこの環境でまた学びたい!」といった「ワクワクする気持ち」があることが大事だと思います。

【まとめ】
高額講座を受けたいと思ったら

・お金、時間、体力を確保できるか?
・もし結果が出なくても相手を恨まずにいられるか?

高額講座を受ける前に
・無料、低価格で見聞きできるものから入る
・そこで結果を出した人が自分と似たタイプか考える
・周りの言葉に踊らされない(脅すような言い方の人のところには行かない・あくまで自分を主体に決める・不安じゃなくてワクワクするかで決める)

*

●高額講座自体は悪いものではないけど内容はピンキリ。そして自分を変えるのは「講座に入ること」ではなく「講座で学んだことを行動に移すこと」。

 このnoteを読んでくださったあなたが自分の大切なお金を上手に使いながら自分の本当の望みを叶えられますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?