ミニマリストにもなれない
服より下着にこだわっていて、1年間ブラ2枚とショーツ4枚で過ごしている方の記事を読みました...。
衝撃を受けました。
ブラは毎日着替えず、連日使用するそうです。
夏は洗うんだろうけど、春秋冬だって汗かくよね...。
【洋服より、下着が大事】って記事で、1年に2枚って...。
なんか凄すぎる。
ミニマリストはいいと思うのですが、流石に年間150日以上の使用では下着が可哀想...。
その頻度で使用して、洗濯が半分だと、かなり下着の消耗と劣化が早そうです。
下着の寿命は3ヶ月(100日程度)とよく言われます。
※この方が下着にお金をかけている下着ブランドとして名前をあげたWacoalでは、3ヶ月です。
もともとの生地や縫製にもよりますが、そんなことはないです。
私物では、3年以上使用しているものも多数あります。
ただし連用して、洗濯機でゴリゴリ洗えば、当然もっと寿命が短くなります。
繊細な生地なら、手洗いするべきですよ...。
年間150日使用することで、明らかに劣化していると思います...。
人の身体からは、汗も皮脂も出ますので、しっかり洗って、すすぎましょう。
油性の汚れは酸化すれば、落ちにくいですし、放置すれば、カビの原因になります。
ノンワイヤー、ブラトップがどうこう言える話じゃない...。
ワイヤーブラの方が繊細な造りなんだから、考えなくてもわかるでしょう...。
土台が大事なら、カップがクタクタになるまでブラを酷使しないほうがいいですよ。
色んな人がいるなぁ。
私の幼馴染のミニマリストさんは、レイコップ買ったあとに、掃除機がいらないと処分していました。
うん、布団用クリーナーと掃除機は別物だよね...。
モノを持たない暮らしって、ある意味でいい事なんだろうけど。
モノを極限まで減らして、使い倒すってこと?
いかに元を取るかってことなの?
人それぞれの最小限ってあるけど、モノの疲労度が激しそうで、なんか哀しくなる。
みんながそういう風になると、コンビニだって、デパートだってなくなる。
年間2枚しか下着を買わなければ、もう同じ値段でそのクオリティの下着が買えなくなるだろう事には危機を感じないのだろうか...。
今はお洋服も予約受注生産の時代になりつつあります。
環境保全のためにも大量生産は少なくなると思います。
そしてきっとこれからは、ランジェリーもそうなりそう。
企業は慈善事業ではないので、モノを買わない人には厳しい世の中になるということを、ミニマリストの皆さんには考えていただきたいです。
企業は、利潤が出なければ倒産しますし、モノが売れなければ生産を減らし、生産数が減れば選択肢も狭まり、開発費がかけられないので新製品は出なくなり、コストがかかるので価格は高くなります。
私は大好きなモノに囲まれて暮らし、微力ながらも、企業や人を応援しながら生きていきたい。
自分が好きなモノが長く存続、発展してほしいもの。
共存ってそういう事じゃないのかなぁ。
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