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Valentino The Beginnig

毎回素晴らしい、Valentino  house couture。

今回、私の過去最愛コレクションを乗り越えて来た!!とひたすら興奮し、何度も堪能しています。

クリエイティブディレクターであるピエルパウロ・ピッチョーリの熱狂的なファンであります。(前のnoteでもVALENTINO愛、PP偏愛を語ったけども…♡)

Valentino 公式サイトより

私がVALENTINOを着ることはないでしょう!!

なぜなら、ロゴの入ったものとかじゃなくて、PPとValentinoのアトリエで職人達が作るクチュールを着たいので、一生叶わない夢です。

もしも宝くじが高額当選したら、全てをオートクチュールに、PPにぶっこんで、

『このドレスが似合うよ。』
『あなたが素敵に見えるように、この部分を変更しようと思うけど、どうだろう?』
みたいな会話をしてみたい!!
←イタリア語か英語で。どっちもできないけどw

最低レベルで1000万くらいのドレスで作りたい。
仮縫いを経験したい。
VALENTINOのタグ下に、名前の入った手縫いタグが欲しい!!


もうー、考えただけで楽しい!!
病気!!!!!!!!!!!!






さて、今回のコレクション会場が、本拠地ローマのスペイン広場でした。
映画ローマの休日で、オードリー演じるアン王女がジェラート食べていたあの階段が会場です。

トリニタデイモンティ教会からスペイン階段の石段を、色とりどりのドレスを着たモデルたちが、風にフワフワ煽られながら降りてきて、スペイン広場の真っ白なランウェイを歩きだし、VALENTINO本店まで続く。

最高か!!

最高過ぎる!!


美しすぎるのよ。
何回かグッと来まくって、泣いちゃったw

コロナ禍でコレクション発表中止したり、オンラインで開催したり、色んな試行錯誤を繰り返し、毎回これでもかと素晴らしいコレクションだったんだけども、今回は格別。

太陽と風を感じて、石畳のローマの街に、カラフルな多種多様な妖精みたいなモデルたちが降臨してくるのだ。

何気ない事かもしれないけど、全てが「生きてる」と感じた。
ただ太陽の下で、風を感じ、歩く。
たったそれだけで、マスクの閉塞感から解放される。

どのメゾンも広い会場をやはり選んでいて、野外での開催も多かった。

だけどもだけどっ!!
ずらりとスペイン広場に並んだモデルを見た時、これぞイタリア・ローマだ。

ひれ伏すがいい。
これが、VALENTINOだ!!!!!


またローマから、VALENTINOが始まる。
【Valentino The Beginnig】

ヴァレンティノ・ガラヴァーニは1985年に、同じ場所でコレクション発表しています。



ああ、PP最高。
本当に感動した。

フィナーレで、職人達と階段を下り、白のランウェイをアトリエスタッフと歩くPP。
信頼関係の証でもあるし、ここまでブランドの職人たちを公の場に引きずり出してくるデザイナーは珍しい。

そして、職人さんたちは女性が多い。
もともとそうだったし、あの素晴らしいドレスの数々を生み出すのは、性差ではなく、クリエーション力である。

あたれー、宝くじー!!!!!www

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