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首のないことを選んだニケ

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解離
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2019年7月の記事一覧

死ねばいいのにとは、生きている矛盾。

金魚すくいがしたい。
すくうのは金魚にあらず、虫。

殺すには容易でない。

ここ数日は、便器の考察ばかり。
汚れる箇所の不具合や用途から、不足になく欺瞞を知る。首がなければ思考することもない。不可解。tell me why,

毎日の日記を時折よみかえす。
わたしだけが描くはずの頁には、わたしの知らない何かがいる。それもわたし。記憶は花のよう。散ってしまうか、枯れるか。種子は迷走か迷路か、定かにない。葉脈を迷ううちに根腐れをする。花の咲かない冬はすこし楽だろうに。

吐き気、吐き気、吐き気on吐き気と熱。

Christmasは相対に

蝉の眠り覚めぬ、夏というにはまだ遠い。
今年は雨が多いわね、そう云ってあなたの横顔は傘より揺れる。
 
 
 
去年の唄が届きそう。
贈り物を選ぶ、雪のくにへと赤い神さまの鼻唄。忘れてきたわけになく待ち望む。

夏のひとより、冬のひとが好きだから。
いつだって隣に
 
 

あいたいChristmas。
ハナはいつだって赤いもの。

半夏生

半夏水の溢れやまぬ。
こゝろ願ったまで、見返りとは残酷なもの。
明日は我が身と忘る、忘るる、流るまで。やがてくる七ノ日に、またを繰り返す。
 

途中下車|かりそめ金魚|note(ノート)https://note.mu/kingyo_ya/n/n79b10c7ccd2f
 
 
 
わたしは、まだ生きてますよ。
日が昇るか否かになく、目覚ましの鳴るたび云わないと、まるで半夏生のようだと生きることに

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