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41日記 好きになったミュージシャンたち

小学生のころは兄の影響でB'zがすきになった。中学に入るあたりでは、チャゲアスやMR.BIG。
いなかのこじんまりとした、演歌の雰囲気がまだ勢いを持ったCDショップで予約してCDを買った。

歌詞カードをみて

曲を聴いて

初見ではいまいちわからない曲も 好きになるよう
がんばって理解しようとした。

ラジオの時間を待って、
がんばって この曲を楽しむにはどうしたらいいか を考えていた。
 
英語の歌詞なんてわからなかったから もう 音でしか理解していなかった。

中学にはいってなぜかB'zを好きなことがはずかしくなった。理由はよくわからない。

父親は指揮を勉強していて、楽器が家にはいろいろおいてあったので、
ギターをならしたりしていたが、おもしろくなかった。

エレキギターも買ったが、うまくならなかった。

高校にはいって、judy and maryが好きになった。初めてライブにいった。
サイズ的に米粒のようなメンバーを爆音の中で遠目にうみながら
うれしくなっていたのを思いだす。

高校途中から メロコア、スカコアのブームがやってきた。
kemuri や potshot のコピーバンドをやり始めた。バイトで買った銀色の日本で一番安いトランペットをいつも持っていた。

父親は喜んでいた気がする。

バンドも解散し、自分だけが知っている音楽を探したいと思い、いろんなCDやレコードをバイトしては買い、聞きまくっていた。
でもしっくりきたものは見つからず、
買ってもすぐにプレイヤーから出していた気がする。

大学に入る前には 部屋の床の下に MILES DAVIASのSEVEN STEPS TO HEAVEN が置いてあった。その当時はマイルスなんて知らなかったし、
正直速攻 飽きていた。

大学に入り、JAZZ研究会に入った。
新入生歓迎会にはプロとして活躍していたOBが多数来ていた。
一発で好きになった。

枯葉とブルースな4年を過ごした。
原さんや岡崎さんに楽器を習った。

最初に好きになったのは

LEE MORGAN
なんどもコピーした。
彼のヒップな感じと壮絶な人生。白黒の写真がおしゃれに見えたというよりは、こんなニッチな音楽をしっているということが誇らしかった。研究欲に拍車をかけた。テープに録音し、譜面に起こしまくった。1日中テープが巻き戻されていた。

ニコラスペイトン
ジョシュアレッドマン
ブラッドメルドー
クリスチャンマクブライド
ブライアンブレイド
ハービーハンコック

来日がきまれば、頑張ってバイトしてBLUENOTEに見に行った。

正直コンテンポラリー的なものはちんぷんかんぷん
だったが、それでもよかった。
ジャズのあの パワフルさは いまでも頭の中に残っている。
不思議なことに とあるライブの とあるフレーズが20年近く
立つ今でも 鮮明におもいだせる。

ロイ・ハーグローブ

世界で一番好きだった。
なんどもなんども聞きまくった。当時はそんなに情報もなかったが、
彼のファッションだけで それだけで 心が持ってかれていた。
聞く価値があった。

もちろんそれじゃない。

彼の メローすぎる 作曲 プレー。
昔だれかが 「ロイのプレーはゴリゴリの脳筋プレーだ とにかくテクニック あの時代はそういう時代だった」みたいなインタビューをしてたやつがいたが、
真逆だ。

技術がはいった 人の心を動かす メローなフレーズとハーモニー

それだった。

ほかにはJAMバンドも好きだった。
ライブもよく言った。STEIVE KIMOCKなんかも好きだったし、
ライブ中によく異次元にいる気になった。

これはジャズを聴くときも実はいっしょだ。

いろんな音楽にふれて感動しまくった。


社会人になって カラオケに 付き合いでいきだした。

昔 父親の車で聞いた曲
チャゲアスに玉置浩二

泣けはしない いった人たちと共感できる
自分のしっている曲を 一緒に楽しめるという音楽だった。
それはそれでいい。


いまは何を聞いても すぐ過ぎ去っていく。

この先 なにをきこうか。音楽を聴くことに感動はあるのだろうか。

きっと軽はずみに聞いていても 楽しみはあるが、感動はない。

感動したい。



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