見出し画像

一歩踏み出してみると。。。

遠距離恋愛をしていたことがあった
夜勤と日勤フルタイムで忙しく働くナースとして、

日本とカナダの時差もあり、
日夜逆転の時間に救われることも実はよくあった

そんな時、
1週間という長い休暇なんて結婚してるナースたちは
一年に一回取れればいいくらいの
長い休暇が一切取れないシングルで働くナースの私には

ウィークエンドバケーションなんて夢のようで、
ましてや海外旅行なんて、

ありえない世界に生きていた

そんな時、同じくシングルの先輩が
2泊3日で台湾の海外旅行のお土産をみんなに配ってきた
嘘でしょ!

そんな先輩からのお土産をもらいながら、
ダイビング好きな先輩の話に身を乗り出して、
どうやって旅をしたかをよくよく聞いたのでした。

実はお互いシングルの身で
恋バナを時折していて、
先輩はダイビングで知り合った台湾人の彼と遠距離恋愛中、

そして、先輩曰く上手く夜勤を使って、
夜勤明けの朝出発して、
シッカリ飛行機で寝ること、

そして思いっきり満喫して帰ってきたら、
また夜勤勤務で黙々と働く。

私たちにお土産を渡せば、
うるさく言う人たちもいないでしょ!


そんな話を
カナダの彼に話したら、

早速、彼の妹が住んでるというサンフランシスコで会いたいと。

私は早速2泊3日の休暇の許可をドキドキしながら、
婦長にコッソリと頼んで、

旅行会社の人に確認していた日にちで飛行機の手配をお願いしました。

泊まるホテルは彼が取っておいてくれたのでしたが、
ホテルに着くと受付でクレジットカードの証明を請求されて、
提示しました。

強行突破のスケジュールでしたが、
夜勤明けの飛行機に乗って、
その当時はサンフランシスコまでは10時間しなかったと思います。
アメリカとの時差もあり、
アメリカの朝にサンフランシスコの空港に着き、
一緒にいられる時間は1泊2日の翌日の昼には名古屋行きへ
たった24時間未満という限られた時間がとても充実したサンフランシスコ巡りとなりました。(*日付変更線があるので、1泊3日の旅でした。)

ゴールデンゲートの橋を少し歩き、有名なチャイナタウンや坂道で有名な電車にも乗って、バスにも乗り、途中ジャパンタウンにも行きました。彼の妹たちのお家に寄り、ゲイバーではLGBTQの人たちのショーを楽しみ、夜は夜景で有名な場所でのプロポーズ。

今調べてみると、
中部国際セントレア空港からの国際線の直便がどこに行くにも
かなり減ってしまってることに気づいてショックです。
カナダへも成田か大阪での乗り換えしかないようです。

その当時は、名古屋とトロントを結ぶ直便もあったような気がします。

そして充実したサンフランシスコでの思い出となったのでしたが、
この時には気が付かず、日本に戻ってから
クレジットカード決済の情報から、ホテル代があったので今回は自分が払ってもいいかなと思っていたので、気にしてはいなかったものの。

旅行の気分も高まって、
ふとカナダの彼との電話でのやり取りの中で、
お値段の割に場所もサービスもすごくよかったホテル!と言ったら、

彼が、僕が全額払ってるはずだよ!ということになり、
早速彼がそのホテルに連絡してくれて、
速攻に私のクレジットカードに払い戻しをしてくれました。

それまではお金の話って、お互いしにくかったんですが、
それを機によくお金の話をするようになりました。

一歩踏み出してみると、
忙しいナースとしては夢だと思っていた海外旅行も、
それからは頻繁にできるようになりました。

そして、一歩踏み出してみると、
人との関係も深まって
良い方向へと向かっていくのかもしれないなと、

遠い昔話が、リアルに蘇ってきたのでした。。。

そして20年たった今も
人生のパートナーとして、

これからの20年をどう生きようか、
そんな話を踏み出してみるきっかけにもなったようです。😉

トロントから中部国際セントレア空港まで直便があるといいな。
せめて、バンクーバーとかね。



#一歩踏みだした先に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?