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データのバックアップについて考える

 おはようございます。興味深い記事を見つけましたので紹介させていただきます。

万が一、何らかの事象により人類が現代のコンピュータ文化を失ったとしても、この保管庫に保存されたコンピュータの基盤技術やそこで実行可能なコード、そしてそれを作っている人たちの自然言語によるやり取りが、おそらく残るでしょう。そしてそこから再び現代のようなコンピュータ文化を再構築する手がかりが得られるわけです。

出典:永久凍土下にOSSのソースコードを保存する「Arctic Code Vault」、約1.4トンの保管庫を設置完了 GitHubが報告

 すごいプロジェクトですね。確かに人類にとっては非常に重要な活動と思います。

 一方で少し規模を小さくして、皆さん企業あるいは家庭のデータのバックアップはどのようにお考えでしょうか?

 最近では災害時のことを考え、クラウド上にファイルを保存するケースが多いと思います。これで万全でしょうか?クラウド上のサービスの主流は米国など海外製品です。日米関係が悪化することによりサービスが利用できなくなるリスクは本当にないでしょうか。

 一方でクラウド以外の物理的な記憶装置は災害や故障に対して脆弱で紛失のリスクを伴います。なかなか悩ましいですね。

 個人的には1つの方法でバックアップするのではなく、別の方法で冗長化してバックアップする必要があると感じてます。ただ全てのデータを二重にバックアップするのは何かと大変ですから、その際に「失うと取り返しがつかないもの」を選別する必要があります。

 将来の予測が困難な時代は、何かと考えることが多いですね。

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