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Bonjour ボンジュゥ、Hiroakiです。
ご好評のフランス語講座、第四弾になります。
これまでのフランス語講座のまとめマガジンはこちらから↓

今回は様々な対象となるものにフォーカスをあてて勉強していきます。

※毎回触れていますが、フランス語には男性女性を対象に使われる言葉が違うものがありますので、男性が対象になる場合は㊚マーク、女性が対象になる場合㊛マークをつけてあります。

◆これ~について。

C'est ça セ・サ  (そうです or これです  or  あれです
日本語の「これ、それ、あれ」はすべて ça(サ)になります。
英語だと「That's right or  That's it」の意味になりますが、
フランス語はこの ça ひとつで表現します。

C'est quoi ça? セ・クワ・サ?(これは何ですか? )
フルーツの「シークワーサー」って何?って覚えると覚えやすいです(笑)。
これはカジュアルな親しい仲でだけの場面で使えます。
この言葉は書くときには使用しません。

Qu'est-ce que c'est ?  ケ・ス・ク・セ  (これは何ですか?)
こちらは質問の際の敬語になります。
書くときや、敬語を使う場面ではこちらを使いましょう。
フランス語で喋る時にだけ使う言葉と、書くときにだけ使う言葉などもあったりします。

Celui-ci    スルィスィ  (これ) ㊚
英語の「This one」の意味です。

Celle-ci  セル・スィ 
(これ)㊛ 

Celui-là  スルィラ (これ)㊚
英語の「That one」のいみです。

Celle-là   セル・ラ (これ)㊛ 

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Celui-ci ou celui-là ?  スルィスィ・ウ・スルィラ? ㊚

Celle-ci ou celle-là ?   セル・スィ・ウ・セル・ラ? ㊛

Celui-ci ou celle-là ?  スルィスィ・ウ・セル・ラ? ㊚ ㊛

Celle-ci ou celui-là ? セル・スィ・ウ・スルィラ? ㊛ ㊚

(こちらにしますか、これにしますか?)
※ふたつのものを選ぶ質問をするときの言葉です。
例えば左右に二つグラスがあるとして、どちらを使うか尋ねる場合、
右を差して Celui-ci 、次に左を差して ou celui-là ? と質問をします。
右と左どっち?みたいな感じですね。
この質問の場合、答える時はもし右を選ぶならCelui-ciと答え、
左を選ぶ場合はCelui-là,と答えることで会話が成り立ちます。

ターゲットとなる対象が男性、女性、更にフランス語の難関である言葉(テーブル㊛、グラス㊚、テレビ㊛...)の性別などがあるため、その都度使われる言葉が変わります。
言葉の性別については別の機会に触れようと思います。


◆Ou について 

Ou  ウ (英語の or , ~か~)

Où ウ (どこ)
英語の「Where」の意味です。
※ ù にアクセントがあることで言葉の意味が変わります。
アクセントは非常に重要なポイントになります。

C'est où  ?   セ・ウ (どこですか?)


◆Là について

Là  ラ (ここ)
英語の「Here」の意味です。

C'est là   セ・ラ (ここです。)
英語の「It's here」の意味です。


つまり会話の流れですと、

C'est où  ?   セ・ウ (どこですか?)
C'est là   セ・ラ (ここです。)


こんな感じで使われます。

もうひとつ同じ「ここ」の意味のある言葉で
Ici   イスィ (ここ)
があります。

C'est ici  セ・ティ・スィ (ここです。)
発音はリエゾン(言葉の発音が繋がること)になりますので、
セ・イスィではなく、セ・ティ・スィになります。

Là   Ici   はどちらを使っても意味は同じなので、どちらを使っても構いません。

二つの場所を「ここか、ここ?」と質問するときは
Ici  ou là  ? イスィ・ウ・ラ  (ここか、ここ?)

※この場合、Ici の言葉が必ず最初に来ます。


Là-bas   ラバ  (あそこ)
距離のある場所に対してはこちらの言葉があります。

C'est là-bas  セ・ラバ (あそこです。)


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◆Aller (行く)

Aller  アレ  (行く)

On y va  オニ・ヴァ (行こう)

Allons-y   アロンズ・ィ (行きましょう)
敬語の場合です。


◆Venir (来る)

Venir ヴェニア  (来る)

Viens ヴィヤン (来て)
相手が一人だけの時に使います。

Venez ヴネ (来てください)
一人の人に対して敬語の場合、または二人以上の相手に言う時。


◆組み合わせてみましょう

Venez ici   ヴネ・イスィ (ここに来てください。)

Viens là   ヴィヤン・ラ  (こっち来て)  

Venez ici s'il vous plaît    ヴネ・イスィ・スィル・ヴ・プレ
(こちらへお越しください。)
敬語の場合です。

Viens là s'il te plaît   ヴィヤン・ラ・スィル・トゥ・プレ
(こっちに来てちょうだい)
フレンドリーな場合です。

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さて、いかがだったでしょうか?
なかなか、勉強になったのではないでしょうか(笑)
今回出てきたフランス語はよく使われる言葉です。

日本語には自分から見た対象物の距離に対して「これ、それ、あれ」という表現がありますが、フランス語にはその意味が一つの言葉に全て含まれていたりするため、逆に日本語が難しいと言われることもあります。

なので外国語を学ぶことで、逆に日本語の良さも同時に知ることが出来ますよね。


では今回はブログの写真の中に、気球が出てきましたので、
気球もテーマとなっている2020年12月に発表したファンタジー小説
「星 の 物 語」のエンディング・テーマ「星のVENUS」で☆

ではまた次回、À plus(またね)♪

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◆2021/1/14よりネットショップ開設いたしました。


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最後までお読みいただきありがとうございます。


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