どんなに業績が良くて株価が格安といっていいほど下がっていても買ってはいけない銘柄の特徴② ※人生終了させない為に

前回、このテーマで共通事項を紹介致しましたがその事項のうち
特に注意・この事項が出たら損切りした方が無難という話をしたいと思います。
前回 購入してはいけない株の特徴を下記のように記載させていただきました。


・好業績でも株価があがらない銘柄の共通事項

 ・企業の社長が貸株を行っており信用倍率が非常に高い
 ・社長が株主軽視で株主を財布としか思っておらず株主還元が全くなく
  経営層が酷い行動をとる
 ・未来のビジョンが全く見えず、今年度はよくても来年度の見通しがない 
 ・何度もMSワラントをしている
 ・大株主・社長自らが株価が高くなると持ち株を売却する


上記についてですが今年度決算を見てみると特に、大株主・社長自らが株価が高くなると持ち株を売却する

この行為が決算 1か月前程度に行われると非常に危険です。
例えば、下記の銘柄を例にだします。

4488  AI INSIDE

この銘柄の恐ろしいところは売上20億 赤字の状況でも一時期 時価総額4500億というあまりにも企業の売上・利益率とはうらはらに株価がどんどん
上昇し当時最高売上の200倍以上ととんでもなく時価総額が膨れ上がっていきました。 もちろん成長率を期待してのことですがこういう企業は何か
あるとすぐはじけてしまいます。・・・
そしてそのAI INSAIDEですが社長が高値で大量に売却しております。
その時点で、ちゃんと大株主情報見てる方はAI INSAIDEの株を全て売却した人も多かったように思われます。

そして数日前の決算日・・当たり前のように超強力な-材料がでております。 -材料見る限り ストップ安がずっと続くかと思われます。

正直、今 マザーズではハリボテといっていいほどあまりにも時価総額と
売上・利益との乖離差が激しいところが多くあります。

例えば今まで最高売上10億が企業なのに時価総額2000億などの企業も
探せばごろごろあります。特に去年、日銀の金融緩和につられてそういう
株が大量にマザーズで生まれております。


もちろん、こういう株は成長率で未来を見込んで買われることが多いのですがここまで乖離差があるとある日、急なことでストップ安が続くということ
に見舞われれてしまう可能性が高い株だということを忘れてはいけません。

もしこのような株で社長・大株主 が自社株を売却したなどのニュースがでたら即逃げた方がいいかと個人的には思います

よく買いは家まで売りは命まで・・という言葉を株取引で使ったりしますが
こういう株で信用買い全力などをしてしまうと命までもっていかれるので
慎重に取引を行う必要があります。

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