ラブ・ランチ 欲望のナイトクラブ
「こ~~~れはさ~~~大穴・もうけ物・ひろいものだったよね!!!」
「なにげに手に取ってみたらほんっと、あたし達のツボに、はまりまくりだったわよねえ」
「おかずですッ!」
「ずーこですッ!!」
「こ~~れは良かったわ~~の」
「映画にズブズブ~~~!!!!!」
「これまた実話ものですわよ、奥さん!」
「いやあ、これが実話ってさつくづくアメリカって国は・・・」
「広いよね~~~~」
「広いし、闇だし~~~」
「闇だし、謎だし~~~~」
「安倍ちゃんもさあ~、こんな国相手だから、大変よね~色々と。」
「そう、色々とね~~。」
「この作品、米・ネバダ州に実在した合法売春宿「ラブ・ランチ」の内幕を描いているんだけど」
「合法なんだ~~合法の売春宿か~~って、まずびっくり」
「1976年州初の合法売春宿だったらしいんだけど」
「そりゃ日本にも、赤線とかあったのは知っているけれど
あれは「黙認」っていうかさー。そういうものだった訳でしょ?
だけど、これは合法なの。」
「25人の娼婦抱えて」
「すごいよね~」
「びっくり」
「びっくり」
「でさ、映画見ているとラブ・ランチの周りにゃ、な~~んにもないのよ。
「ラブ・ランチ」ってネオンだけが光ってて」
「それでも、繁盛してるのよね」
「人類原初の商売、それが売春」
「で、チャーリーとグレースって夫婦が経営しているんだけどさ」
「チャーリーは繁盛する「ラブ・ランチ」を使って更なる事業拡大をって考えるのよね」
「そういうところ、あたしチャーリーって男だよなあって妙に感心しちゃった。」
「男は拡大させるよね」
「させるよね~~~」
「それでチャーリーは、ヘビー級ボクサーのアルマンドを南米から呼び寄せ、スポンサーになってまずは名声を得ようとするのよ~~」
「この野心満々のチャーリーを演じるのがジョー・ペシ!!!」
「イーストウッドのジャージーボーイズでリアル ジョー・ペシが、かなり際どいところにいるってことを知ったわたくしとしては、絶妙なキャスティングだって思ったわ~~」
「そうそう。なんか妙な説得力と凄み。迫力があるの」
「あのちょっと甲高い声、ね!!」
「小さい体なのに妙に押し出しが強くて」
「小男って、なんかものすごくエネルギーを感じるわよね。」
「そうそう。・・・って、あーた、誰を想いだしてるの?
ジョー・ぺシの話よ!?」
「で、その妻を演じるのが、ヘレン・ミレン!!!」
「だ~~~い好きっ!!!」
「大好き!!!!」
「もうね~~、彼女がいいの!!!」
「いいわよね~~!!」
「彼女演じるグレースは、旦那が呼び寄せたボクサーアルマンドと、不倫関係になっちゃうのよ!!!!」
「きゃーーー!!!」
「その躊躇い、その決断、その愛!!!」
「ヘレン・ミレン絶品!!!」
「あのさ、「ダメンズにはまる女」には、一種の「真面目さ」っていうか、ストイックさが共通してあるとか思わない??」
「うんうん」
「真面目に自分の「仕事」こなしてさ」
「居場所も確保してさ」
「でも、ある日気がついちゃうのよね」
「そう」
「自分の孤独に」
「寂しさに。」
「孤独の闇に」
「もう、そこのところを、ヘレンが、さ~~!!!」
「あたし、この作品って、てっきりドンパチか、バックステージものと思ったら、あーた、これラブストーリーなのよ!しかも大人の!!」
「繰り返すけど、ヘレンが絶品!
年上女と年下男との愛情もので、初めて共感できた作品だわ。」
「うんうん。切なくて、痛くて」
「はじめてのベッドシーンとかさ」
「ね~~~~~!!!!!」
「ね~~~~~~!!!!!!」
「涙出ちゃった。」
「あら、あーたでも??」
「・・・で、そうこうやってるうちに
「ラブ・ランチなんて潰せ!!!」って声があがって・・・」
「売春宿なんて!!!!!」
「神は怒っておられる!!!」
「おられる!!!!」
「チャーリーが夢見た「わが帝国」は継続できるのか????」
「そしてグレースの愛の行方は??」
「見ごたえあるわよ~~~」
「売春婦の一人に、あのバウンドに出ていたジーナ・ガーションが出ていたりして、キャスティング担当の方、判ってらっしゃるわ~~。」
「あんないい女がいるなら、そりゃお父さん、おにいさんもこぞって・・・」
「やめなさい」
「と~にかく、ジョーペシ、ヘレンミレンの説得力が凄い!!!」
「この愛のあり方は、おこちゃまにはわからないと思うけど~~~」
「大人の貴方に!!!」
「いろいろ身につまされるわよ~~~」
「・・・・・え?ど、どこ?????」
「ひ・み・つ~~~~」
「・・・・・・・」
「ぜひ!」
「ダメンズにはまりがち貴方も、ぜひ!!!」
「あら、じゃーあーたはリピートアゲインね。」
「・・・・・・・・。」
「ぜひ!!!!」
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