見出し画像

CBDC先進国中国と追随する各国の状況

CBDCとはCentral Bank Digital Currencyの頭文字をとった単語で、中央銀行発行デジタル通貨の事である。改ざんが不可能で安定性が高いブロックチェーン技術を使用したCBDCへの関心が高まる中で、中国の人民元はローンチ間近と見られています。また、ローンチには慎重でもCBDCに興味を示している国は多く存在します。今回はCBDC先進の中国と各国の動きを調べてみた。


CBDC先進国である中国の状況

デジタル人民元テスト開始。中国メディアCHAIN NEWSの報道によると4月22日CBDC先行テストの計画が会議されたとある。

中国のデジタル人民元はAnt Financial(アリババグループの金融関連会社)とTencent(Google,Amazonに次ぐ世界3位のインターネット企業)により開発推進されているが、
今回の会合では、マクドナルド、スターバックス、サブウェイなどの小売り業者19社でデジタル人民元のテストが実施される事が計画された。
また、5月には蘇州市の地方政府職員の交通費で運用実験も計画されている。


各国の状況

中国に後れを取っているものの、
カナダ銀行、イングランド銀行、日本銀行、欧州中央銀行、スウェーデン・リクスバンク、スイス国民銀行は共同で活用可能性を見出すグループを発足している。

またオランダ銀行も前向き姿勢


最後に、

ここ最近は民主主義国の動きの遅さが様々な部分に顕著に出てきている。何事も会議を重ね協調と分裂を繰り返す。とてつもなく非効率である。
中国の様な国家主導の方が効率がいいのだろうが、しかし私個人的にはこの不完全な民主主義の方が好ましく感じ、不完全だから伸びしろを期待したい。チャーチル首相の言葉を思い出す。「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」

最後までお読み頂き有難うございました。この記事が良かったと思われる方は、スキやフォローしていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?