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マイナンバーカードを中心とした日本政府の計画を考慮

2016年のマイナンバー制度導入され更に2018年から始まった銀行口座との紐づけですが、内閣府のページではこの様に記載されています。

「マイナンバー(社会保障・税番号制度) > よくある質問(FAQ) 
 Q7-5 預貯金口座の付番は将来義務化されるのですか。
 A7-5 2018年1月から預貯金口座へのマイナンバーの付番が始まりましたが、金融機関等へのマイナンバーの提供は義務ではなく、あくまで任意となっています。付番開始後3年を目途に、預貯金口座の付番状況を踏まえながら、適切にマイナンバーの提供を受ける方策を検討し、国民の理解を得つつ、必要な措置を講じる予定です。(2018年1月更新)」

遠回しすぎて逆に違和感の有る書き方をしていますが、要するに「2021年には義務にしますよ」って事ですよね。ハッキリ書けばいいのに。そもそも内閣府は誰とQAしている設定なんでしょうね。
という事で、とうとう来年から預金口座とマイナンバー紐づけが始まって国民の預金が見られてしまう時代が近づいてきました。
恥ずかしくて嫌ですが仕方がないです。

日本政府の目的は何なんでしょうか、
先日、経済学者トマ・ピケティ氏の事を調べた時に経済格差の対策で、現在非課税の金持ちの資本自体に対して税金をかける「世界的資本税」を唱えて世界お金持ち"以外"からは賞賛されていました。もしかして日本政府は、トマ・ピケティ氏の提唱する「世界的資本税」を推し進めて格差の無い社会作りを推し進めようとしているのでしょうか。いやいや、日本政府は、仮に資本税を適用した場合、お金持ちから徴収するかもしれませんが、そうじゃない人からもキッチリ徴収しそうな気がしますね。

悪い予感しかしません。

預金が見られるという事は、全ての資産を見られると言っても過言ではありません。もうこれを回避するには日本伝統的なタンス預金ぐらいしかありません。
タンス預金とはwikipediaでは

「かつてはタンスに仕舞い込まれることが多かったためこの表現があるが、一般的には金庫や貯金箱などタンス以外の場所に保管する場合もタンス預金に含む。ちなみに欧米ではマットレスの下が「典型的な貯蔵場所」になるという。」

このように成っています。
預金がダメなら現金で持てはいいとの発想ですが、ここまでやってしまうと、不便で使いにくいですし、運用もできないので、何の為にお金を持っているのか疑問に成ると思います。
しかし、現在流通している通貨100兆円のうち50兆円がタンス預金として蓄積され。更に毎年5%の増加との事です。(第一生命経済研究所の調査)
額も驚きですが、どうやって調べたのでしょうか?

この50兆を日本政府が、特に財務省の麻生太郎氏が見過ごす筈はありません。麻生さん、昔「多すぎるタンス預金を一喝」していまよね。
そして囁かれているのが、2024年の日銀の新札発行時です。
1万円渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎に成ると発表されましたよね。
このタイミングでタンス預金を大幅に減少させる予定では無いかと言われています。旧札のまま持っておけば良いじゃない。と言ってしまえばその通りなんですが。
日本は確かに旧札でもお店で使えますが、例えばイギリス等は新札発行と同時に旧札は使えなくしている様です。銀行に行って新札に交換しないといけませんし、一定期間経過するとイギリス中央銀行でしか交換できなく成ります。もし日本もイギリスと同様に成れば50兆円のタンス預金が白昼の元にさらされる事に成るのではないでしょうか。

私はキャッシュレス派の人なのでそもそもタンスどころか、ほぼ現金を持っていませんが、政府の方々は相当な資産を所有していると思います。ご自分のタンス預金もバレてしまいますが良いのでしょうかね。

さいごまでお読みいただきありがとうございます。

以下参考資料です。

内閣府マイナンバーの今後のスケジュールFAQ 宜しければどうぞ。

キャッシュレスを疑わせるタンス預金の増加 第一生命経済研究所 熊野 英生氏 宜しければどうぞ。

トマ・ピケティの紹介note 宜しければどうぞ。


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