経済的自由になる為の必須知識 超基本編 その2
経済的自由を手に入れる為の必須知識について2回目の投稿となります。
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1回目記事はこちらです。
初めに~大航海時代の東洋貿易の話
前回も書きましたが、簿記は15世紀のイタリアが発生で、貸借対照表はその頃から運用されていました。当時は大航海時代の最中で、こぞって東洋貿易に向かい莫大な利益をあげていましが、リターンが大きければリスクも大きいのは世の常です。
航海にはお金が掛かり、自己資金のみでは無理で資金調達が必要となり銀行と簿記が発展しました。
当時の貸借対照表も右はお金の「調達」、左は「運用」に分けて書いており、貿易商の自己資金の投下とユダヤ人からの借金を貸借対照表の右に記載して、貿易で得た交易品などの仕入れを左に記載していきます。
結論:簿記は15世紀の大航海時代でも、右は負債と投下した資本で、左が資産として記載されていた。
貸借対照表
貸借対照表とは、資産の部(左)と負債の部(右)の財務状態を表す決算書となります。
貸借平均の原則に乗っ取り、定められているパターン(仕分法則)に沿って記載されています。
パターン事例を記載します。
結論:貸借対照表は資産と負債の勘定科目を仕分法則に沿って記載されている。色々なケースをご自身でもシュミレーションしてみてはいかがですか。
余談ですが、
決算書と文中で表現していましたが、法律は「財務諸表」や「計算書類」と呼ばれます。法律(制度)の違いで以下のように区別しています。
財務諸表・・・金融商品取引法で定められている決算書
•貸借対照表
•損益計算書
•キャッシュ・フロー計算書
•株主資本等変動計算書
•附属明細表
計算書類・・・会社法で規定されている決算書
•貸借対照表
•損益計算書
•株主資本等変動計算書
•個別注記表
※計算書類に、「事業報告」と「附属明細書(計算書類・事業報告)」まで含むと、「計算書類等」となります。
次回は収益、費用は損益計算書(PL)を学んで行きたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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