なぜあなたは傷つきやすいのか

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なぜあなたは傷つきやすいのか

これから話すことに医学とか科学的とか生物学的とか心理学とかそんな根拠はない
そもそも僕が話すことに〇〇学とか証明はない
証明に価値があるだろうか
まああるだろう
価値があると思う人がいるから価値が高まる
しかし、証明や価値があなたを助けるかはわからない
〇〇学は統計だからね
当てはまらないことだってある

証明があなたを助けるならいいけどね
充分に活用すべきだ
まあね、生きてる僕が話すんだから生物学にひとつに入れてもいいやろ
統計の少ない僕の生物学

『なぜあなたは傷つきやすいのか』
資質とか素質、生まれ持った要素だとか育った環境が関係してると定めたかもしれない
元々そうだったと諦めているかもしれない
受け入れるとか、受容っていう形かもしれない
それもいいでしょう
そのように受容することで
自ら折り合いをつけることができてるならとてもいいと思う
それによって
前に進むことができるなら素晴らしいと思う
前に進むことがいいかどうかはわかんない
別にその場で足踏み続けてたっていいし
下がってもいい
前後左右を決めるのはあなたの視点だ

受け入れても、耐えられるとしても、苦しみはあると思う
僕は思う
無駄に苦しむ必要はない

それは今日、今から僕の言葉で覆る可能性がある
ただし覆すのはあなただ
あなたの大切な時間
残りの命のいくらかを僕のこの言葉に費やしてくれてる
どうか本気で聞いてほしい
本気というか
僕が話すことをリラックスして聞いてほしい

『なぜあなたは傷つきやすいのか』
あなたが痛みを感じやすい姿勢をとっていると僕は思う

あなたはしゃがんでいるのではないかと僕は思う
これは精神的なイメージ
しゃがみこんでいる
頭を抱えている
視界を狭めて、耳を塞ぐ
想像してみてください

他人の視線や声が気になってしゃがんでしまった
その視線から逃れるために、声が届かないように頭を抱えてしゃがみこんだ
しかし、しゃがみこんでも人の気配は消えない
そしてしゃがみこんだばかりに声の大きな人の言葉だけがあなたに届く
優位性を得ようとする人は声が大きい
否定的でもあるだろう
否定することで優位を得ようとするからね
しゃがんでいるとそればかりが聞こえる
そしてあなたは否定的な言葉に反応する
反応するしかないのだ
否定的な言葉を否定するためにあなたも否定的な言葉を発する
内も外も否定的な言葉で埋まる
苦しさがあなたを包む感覚に苛まれるだろう

もちろん人間は否定的な人ばかりではない
だけど
しゃがんでいるとあなたを勇気付ける言葉が聞こえない、届かない
頭をかかえていると、あなたに手を差し伸べる人にも気づかない
気づいてもその手をとれない
自己防衛を解くのは恐ろしいからね

僕からのメッセージ
まず立ち上がってほしい
頭を抱えたままでいい
立ち上がってあなたの味方となる者の声を聞いてほしい
近くにいるかもしれない
遠くにいるかもしれない
歩いて探してほしい
必ずいる
そして、しゃがみこんでいるときより苦しさは減る
それは約束しましょう

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