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精神論と正論の戦いからつまらないテレビへ

まず最初の前置き
※書いているのは昭和人間です。
※若者と一括りにしてしまってすみません。

どうですか?若者とうまく付き合えてますか?

正論というのは時に面倒臭い言葉だと思います。
正論というぐらいだから間違いではないです。
この間違いではない正論に
言い返せない世の中になってしまいましたね。

極端な事例ばかりですけど
例えば会社で本当に言われたことを並べてみて
わかりやすいように簡単に反論してみます。

・会社でお昼休みに席で寝てて何か悪いですか?
↑突然の来客があるので席では寝ないで。

・電話がなっても私はお昼休み中です。
↑手が離せないこともあるので出て。

・バタバタしてても私はお昼休み中です。
↑手伝うことがないか声かけはして。

・18時になったから帰ります。
↑18時まで仕事、それから片付けなさい。

・親睦会のお誘いですか?私は結構です。
↑会社では聞けない話や付き合いを学べるよ。

・行ってもいいですけど残業代つきますか?
↑仕事ではないよ。

・通勤のために携帯ゲーム機持ってきてます。
↑得意先の話題の為に新聞ぐらい読んできて。


まぁキリがないんでやめときますがこんな感じ。

このどうしようもない溝が埋まらない原因は
行き過ぎた正論を「良し」とする世の中。
自分に与えられた権利を断固として曲げない。

人との付き合いってそうじゃないって言っても
うまく伝わらないこともしばしば。

インターネットが普及してからのような気がします。
インターネット上で行き過ぎた正論を言う人ほど
声が大きく、それが「正論」だから言い返せない。
この行き過ぎた正論を野放しにしてしまったせいで
ものすごく生きにくい世の中になってしまった。

例えばテレビ番組に対する正論のクレーム。
食べ物を無駄にするな、イジメにつながる
怪我したらどうする などなどなど
ごもっともですよ。何も間違っていない。

その結果なんですか?この同じような番組。
クイズ、東大、衝撃映像、動物ハプニング ・・
芸人がクソ真面目に優勝狙ってドヤ顔とか。
スポンサーと正論の目を気にし過ぎた結果
当たり障りのない番組だらけ。
挙句素人の作ったYOUTUBEのほうが
面白いとか言われる始末。
馬鹿にしていた芸人たちもYOUTUBERに。

みんな面白いものを作りたいんでしょ?
会社をよくしたいんでしょ?
学生に時には厳しく指導したいんでしょ?

じゃあ行き過ぎた正論と戦いましょうよ。

昭和の時代なんてもう戻ってこないので
今の若者に説明しようにも術がない。
言ってもしょうがないかもしれない。

でもYOUTUBEで過去のものも観れるから
少しは伝わっていると思う。

間違いなく
昭和のテレビのほうが面白かった。
そしてテレビがつまらなくなったのは
テレビのせいではない。

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