【セルフセラピーカード】沖縄でかんじた子育てと介護
今日はセルフセラピーカードのお茶会でした。
いろんなことを話したし、思ったし、紹介したいのだけれど、
いっこだけ。きりとってエピソードを紹介しますね^^
まず、このカード
今日は、このカードを引いて感じたことを。
子育てで感じた「つながり」感
沖縄ってね、すっごく子育てがしやすくってねって話をしました。
こちらで公園いくでしょ、そしたら見知らぬ人は、見知らぬ人で、公園であいさつすることはあんまりないの。なんか、目は一瞬あうんだけれどそれだけ。
知り合いでも、お友達でもない、ただ公園であったママらしき人は、「他人」なんだよね。
でも沖縄だとね、
子どもが公園で、同じ遊具で遊んでいるってだけで、立ち話が生じるんよ。
同じお店の列に並んでいるってだけで、立ち話が生じる。
なんなら、レジまちの列ですら、立ち話が生じる。
暑いねーとか、何歳ー?とか、あー、大変~とか。
当たり障りない話ね、井戸端会議程の濃さはないけれど、
一応そこにいるね、って認識しているよという目くばせや、会釈や、挨拶がある。
そして
どこに行っても、子どもをかわいい~って言ってくれる。
子どもがかわいがられる文化。
おせっかい爺さんもいるので、それはそれで面倒なところもあるんだけれど。
介護で感じた「つながり」感
1月から、父の容態がよくなくって、母もあまりよくなくって、介護申請やら、お手伝いさんの要請やら、銀行の整理やら、いろんな手続きが生じていました。
こんな大変な時に、手続きとかで、「これは決まりですから」とか雑に扱われたらいやだなぁって思っていたんだけど、心配していたことはなんも起こらなくって。
むしろ、こちらの大変さをわかってくれて、それぞれが、できる限りのことをやってくれて、銀行も、本店の許可をうかがいに電話までかけてくれたりして、そして、最期に、どなたも、「大変な時だけれど、がんばってくださいね」って声をかけてくれたんです。
なんだろう。これ。
沖縄って、日本で一番所得低いんだよ。
沖縄って、日本で一番学力低いんだよ。
沖縄って、貧困やばいんだよ。
観光だけでは見えない闇があるんだよ。
でも、本当に大変な時、「孤独」を感じなかった。
私、支えられている。
両親は、つながりの中にいる。
って感じたんですよね。
市役所に、介護申請に行った時も、ただ手続きをしてもらうだけかと思ったら、受付のお姉さんのほうから、いろいろと聞いてくださって、ああ、大変ですね。わーー、きついですよね。って言ってくださって。
では手続きよろしくおねがいします。って全部終わって、庁舎から出てきて、駐車場にまで降りたところで、
「金城さ~~~ん」って声かけられて、振り向いたら、先ほどのお姉さんで、追いかけてきたんです。あれ?なんかミスがあった?と思ったら、
「訪問員が、おうちに伺って面接する際に、これは、NGワードっていうのありますか?」
ですって。
え、そんなことまで聞いてくれるの?しかも、もう終業時刻ぎりぎりなのに、追いかけてきてくれて。
「特に、NGな話題ってものはありませんが、母は、理解したいときに、自分の言葉で、話して理解する傾向があるので、その時に、説明しないで、十分話させてもらえたらと思います」
と私は答えました。
そしたら、お姉さんは、
「わっかりました。私も、そのように伝えましょうね。でも、私、説明力が、あれなんで、伝わらなかったらごめんなさい!でも、たしかに、伝えます、がんばります!」
ってもう、そこにいるみんなで大笑い。
えーっと、今、いろいろ悲しかったり、大変だったり、するときなんだけど、お姉さん、笑える~~~(>_<)
って思ったのでした。
いろんな温かさに触れて、
あれ~沖縄の教育って、間違っていないのかもなぁ。なんてことをうっすら思ったんです。
学力最低
所得最低
離婚率最高
貧困につながる要素満載
なのに、間違っていないって思ってしまったんです。
沖縄の教育間違っている、遅れていると思っていた私が
間違っていたんじゃないか。って。
地方はそういう傾向あるのかな。
私にとって、地方は、沖縄しか体験していないから一般化はできないけれど。
いずれにしても
「つながり」は、しち面倒くさいし、距離感をまちがうとうざったくなるときもあります。
しかし、
お金・学力などでは測れない、数字には表れない「幸せのかんじ」ととても密接な関係があるなぁと感じたのでした。
それでは
また~
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