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続 夕陽のガンマン/地獄の決斗(1967)
『夕陽のガンマン』のスタッフ&キャストが再び放つ大作マカロニウエスタン。20万ドルをめぐって3人の無法者が仁義なき駆け引きを展開。
監督のセルジオ・レオーネや主演のクリント・イーストウッドをはじめ、『夕陽のガンマン』の顔ぶれが集結したマカロニウエスタン(イタリア製西部劇)。とはいえ、こちらは同作の続編ではなく、南北戦争を背景にした異なるストーリーが展開。ケレン味たっぷりの演出や俳優陣の渋い演技、さらにエンニオ・モリコーネが手掛けた音楽が素晴らしく、特にクライマックスの三つ巴の決闘シーンではその魅力がいかんなく発揮されている。
空を真赤な血の色に、そめて夕陽が沈む時、あのさすらいの口笛に、死人の臭いをかぎつけたガンを片手のまよい犬!
ポスターのキャッチコピーも気になる(^_^;)
『夕陽のガンマン』の続編みたいになってるけど、主人公が一緒なだけで別の話。
3時間くらいの大作!
日本のタイトルは『続 夕陽のガンマン』だけど、もとは『the good,the bad,and tha ugly』。イイ奴悪い奴卑怯な奴みたいな感じなんだけど、イイ奴はいないんじゃないかと思いながら観てました(・ω・)
イイ奴?ブロンディー。賞金稼ぎ。
悪い奴、エンジェル。賞金稼ぎ兼軍人?
卑怯な奴、トゥーコ。何か憎めない悪党。
ブロンディーとトゥーコは賞金首と賞金稼ぎなのに手を組んで賞金を騙し取っていたんだけど、トゥーコの賞金がこれ以上は上がらないと思ったブロンディーが一方的に切り捨てちゃうんですね。
水もなく荒野に投げ出されたトゥーコは瀕死の状態で町に戻って、すぐさまブロンディーに復讐しようと銃を手に入れます!
何か憎めない悪党トゥーコ。ちょっとオマヌケ感がありつつも銃扱いは流石なのでした。
で、ブロンディーを見つけて同じように荒野に連れ出し苦しめていたら…。
南北で争っていた軍人の馬車に遭遇! でもその馬車には瀕死の軍人たちしか乗っていなかった。
この眼帯男、実はこいつも悪党で大金をある場所に隠していて、それを狙ってエンジェルは追っていたんですよね。
そんな事とは知らずに、トゥーコは大金のありかを聞き出そうとブロンディーをほったらかしにして世話を焼こうとします。
水と交換だという眼帯男、慌てて水を取りに行くトゥーコ、その隙に大金のありかを聞き出したブロンディー、息絶える眼帯男、肝心の墓の名前を聞けなかったトゥーコ。
トゥーコは仕方なくブロンディーと手を組み道中、エンジェルの攻撃や軍に巻き込まれながら大金の眠る墓場まで向かいます。
眼帯男のふりしてるトゥーコ。
そしていろいろあった末に墓場にたどり着き、何とかブロンディーに墓の名前を聞き出す事に成功して墓を探し回るトゥーコ。
けっこうクライマックスなんだけど走り方が気になって仕方ない(^_^;) 乙女な走り方のトゥーコ。
このままトゥーコが独り占めかと思いきや、そうはさせませんブロンディー。
でもってエンジェル合流!
三つ巴の睨み合い!
大金をかけた決斗!
この場面も凄く格好良かったです!
そして最後の最後のオチも重くなくて面白かったです!
ドル箱3部作、今見てもおもしろい作品だと思うし、俳優さん達の渋さと男くさい格好良さにシビレます( ´艸`)
荒野の用心棒と夕陽のガンマンと見てみてどれも面白かったんですが、夕陽のガンマンが私は一番好きでした。
クリント・イーストウッドが主演ですが、夕陽のガンマンでも出演していたリー・ヴァン・クリーフという俳優さんも本当にカッコ良い!
他の出演作品も U-NEXTにあるようなので近々観たいと思います(・ω・)
もう少しウエスタンブームが続きそうです。
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