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夕陽のガンマン(1967)
一匹狼の賞金稼ぎモンコはニューメキシコのある町で、同業者のモーティマー大佐と出会い、自分たちがインディオと呼ばれる凶悪な殺人犯を追っていることを知る。インディオにかかった賞金を山分けすることを条件に、彼らは2人旅に出発。道中、モンコとモーティマーは互いに反目し、だまし合いを繰り広げる一方、牢獄から脱走したインディオは銀行強盗計画を練る。ついにモンコたちはインディオとめぐり合い、対決の時を迎える。WOWOW
とても面白い。 自分の中でちょっとしたウエスタンブームになりそうな今日この頃。
でも、ウエスタンはウエスタンでも どうやらマカロニウエスタンらしい。
名前は聞くけど何でマカロニなのか…。
マカロニ・ウェスタン(Spaghetti Western)は、1960年代から1970年代前半に作られたイタリア製西部劇を表す和製英語。多くの作品はユーゴスラビア(当時)やスペインで撮影されたとされている。 イギリス・アメリカ合衆国・イタリアなどでは、これらの西部劇をスパゲッティ・ウェスタン (Spaghetti Western) と呼んでいる。マカロニ・ウェスタンという呼称は、セルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』が日本に1965年に公開された際に、映画評論家の淀川長治が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」と呼び変えたと言われる。主演俳優にはジュリアーノ・ジェンマ、フランコ・ネロ、クリント・イーストウッドらがいた。 Wikipedia
なるほど。
私の記憶のウエスタン映画はマカロニウエスタンがほとんどなのかと思います。
今回もマカロニウエスタン。
クリント・イーストウッドが渋くて渋くて。
まだまだ名無しのガンマン、モンコ。
イケメンだとか、チャラついた言葉は無縁の佇まいにシビレル! 禁煙なんて聞こえない!ポンチョがこんなにカッコ良く着れるなんて!
そしてベテランガンマン、モーティマー大佐。
モンコがウエスタンな服装に対して大佐はバシッと背広姿。
何時でもスマートに、焦らず、完璧な仕事ぶり。
この俳優さんも すんごく素敵。
そんな二人が追うのは、お尋ね者のインディオ。 いつも何だか憂いた様子。
だけど女子供も容赦しない酷い奴。一方的に想う女がいるも残酷な別れを経験している。(自業自得)
主役は賞金稼ぎ達なので、勧善懲悪って感じではないんだけど、何でか見ていて凄くカッコイイ。
この時代のロマンなんだろうけど。
時代劇とか見ていた自分には、何だか懐かしいような感覚にもなるウエスタン映画。
時代劇にも復讐や敵討ちとかあるし、悪代官とかいたりするし、何か共通するようなのがあるんでしょうかね。
ラストもネチネチしてなくてイイ。
ここまでの格好良さって、もう現代では表現出来ないんじゃないかと思うくらいにカッコイイ。
そして、この作品も手掛けたエンニオ・モリコーネ。
切なくて涙腺を刺激する音楽の印象でしたが、こんなに幅広い映画音楽を手掛けていたんですね。
ウエスタン!って感じの口笛と謎の楽器?のビョーン、ビョーンが耳に残る。。。
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