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頭高山(たんけんたい)2023/5/14(日)

【雨だから楽しかった!里山たんけん】


@kodanuki_hadano
こだぬき会のたんけんたい
5月の活動に行ってきました☆

集合時から雨がポツポツ・・・
「何とかもってくれ~~!」
開催側のそんな願いが通じたのか、降ったり止んだり。

ヤマビル遭遇

吸着力を試す子どもたち

集合場所で最初に出会ったのはヤマビルでした。
不思議でグロテスクで謎の生き物にびっくり!
踏んでも潰れない強靭さや、
血を吸われるかもしれない・・・スリル?
等もあって、興味深くしばらく関わっていました。

モミジイチゴ祭り

20分ほど関わり満足した頃、
「さぁ出発しよう!」となったタイミングで

「この実なぁに?」

「この実なぁに?」
持って来たのは黄色い実でした。
見つけたのは、木苺の中で1番美味しいとされる
モミジイチゴ!

これがモミジイチゴ

これはまだ出発できません。
みんなで味見タイム。

モミジイチゴの特徴解説中・・・

この時は「本当に大丈夫なの?これ」と
恐る恐る・・・・
「美味しい!」「甘い!」「酸っぱい!」
モミジイチゴ探しタイムが始まりました。
斜面に入って見つける方も。
もう、イチゴの目になってます。

ハイキングを楽しむ!

しばらく満足した後、やっとこさ出発!
でも、これはこだぬき会のすごく良い所なので
アピールしておきます。
みんなで見つけた物、興味が沸いたものに
全力で付き合い、楽しむ。
体験から理解を深める。
大人、子ども関係なく、人の成長には
とっても大事な要素です。
興味や発見のドキドキを見逃しません。

出発してから色んな山野草がお出迎え。
山の中歩くの楽しい!
汗ばみながらワクワクドキドキ。
「これは何?」
「これって食べれる?」
発見が止まりません!
ルンルン気分で走ったり、飛んだり。
動き回って写真撮れないよ~(笑)
あ、でもイチゴ見つけるとおとなしくしばらく探してましたね。

いちごだ!の声に反応し、集結
ヒルがいるけど食欲には勝てぬ
トゲもあるけど食欲には勝てぬ。

ご飯タイム

屋根とトイレのある休憩所に辿りつき、ご飯。
子ども達は元気いっぱい。
ご飯を食べたらすぐに鬼ごっこ。

走り出す瞬間

初めて会ったはずなのに、もう気心知れた友達。
子どもたちのコミュ力凄ぇえ…

マシュマロを炙っておやつタイム。

最初は焦がすけど、段々上手くなってきました
(これをマシュマロ進化と言います)<大嘘

「甘いね~」
みんな夢中です。
「はい、お母さんの焼いてあげる」
「はい、まっしーの焼いてあげる」
優しさに涙がこぼれました(心の中で)。

行くか、頂上へ

お腹いっぱいになった時、雨が降り出しました。
「頂上もうすぐだけど行く?」
みんなに問いかけます。
ほぼ満場一致で「行く!」だから行きます!
ここもこだぬき会の良い所。
出来るだけみんなで決めます。
ちょっときつい傾斜を一生懸命登り頂上へ!
(赤ちゃん連れの方本当お疲れさまでした汗)
何となくの達成感を感じ、とりあえず写真!

見つけた物もってポーズ!
(見えないですがタマキクラゲ、モミジイチゴ、ハナイカダ、イヌガヤ)

下山はもはや水たまり、川歩き

雨が強くなってくるので下山。

帰りは土砂降り。自然の洗礼を受けます。
登山道はもはや小さい川になっており、
ヒルもとりつきます。
そんな大変な状況でしたが、足早に行きながらも
大きな水たまりに興奮したり、
川となった道を飛び越えたり、
THE探検を味わっている様子でした。

きもちいい~~♪足でフィールドを制す。

おつかれさまっしたぁ~~!

雨のため、解散前の振り返りや写真は難しかったですが、
その分色んな意味で探検をどっぷりと
味わえたハイキングでした。
雨ならではのキクラゲ類などの生物も見れましたし、
雨というハードルが探検感を強調させたと思います。
雨っていいね、ふふふ♪
まっしーは雨の登山好きですよ。
静かで誰もいなくて。
でも安全面には十分気を付けましょうね。

おしまい。




まっしーのつぶやき

はい、ということで、そんなたんけんたいの名にふさわしい、探検活動だったわけですけども。

これ本当は4月開催予定だったんですよ。
でもね、雨で予備日の5月に流れたと。
でもまた雨ですよ。

呪われてるんちゃうかと。
雨女雨男いるんちゃうんかと。
誰や?何や?どこのどいつやいたりあや?

・・・・

俺だよ。俺は雨男だよ。
台風男、突風男、嵐を呼ぶ男と言われているよ。
正直すまんかった。
そう、恵の雨を司っているんです。
山に行けば雷とスコール。
10m手前に雷落ちて耳が一瞬聞こえなくなったな。
海に行けば一瞬で黒い雲に覆われ、スコール。
ビーチでわいわいしていた人たちが
「きゃあああああああああああ」
とか言いながら台風のような風、雨に撤退していったな。
何故か不気味なほど海が静かだったのを覚えているよ・・・
ということで、今回も伝説を作りましたね。
後世に語り継ぎます。

ええと、内容ですが、まず、ごめんなさい。
マジで誰が誰か名前が覚えられなかったです。
初めての活動なんで、初めましての人だらけなのはしょうがないんですが。
名前覚えるのが苦手で、本当申し訳ない。
でも、顔や思い出は刻んだよ。ありがとうございました。
今度も来てほしい!絶対覚える!

子ども達、「これは何?」「これは何?」
っていっぱい持って来てくれたり、嬉しかったなぁ。
いやもう本当にね。
んで、全部には答えられなくてごめんね。
でも今回は人数少なかったから、比較的ではあるけど、二つの意味でこたえられたかな?
(答える)(応える)
たとえそのものが分からなくても、一緒に興味を持って応答することが大切と思っています。

あ、大人の方で「この木は何ですか?うちの庭にも生えているんですけど」と聞いてくれた方いらっしゃいました。
多分、シデの仲間だろうと思ったのですが・・・
クマシデなのかイヌシデなのかアカシデなのか、はたまた別の種か分からんかったので、「後で調べてお伝えします」と返したのですが、帰りの雨ですっかりそんな余裕もなく。申し訳ない。
なのでこの場を借りてお伝えします。
きっと、あの木はイワシデだと思います。(以下画像)

見分けは、葉っぱの先っちょが伸びていないところと、裏側に毛叢(もうそう)があること、葉柄(ようへい)が赤っぽいところです。
※毛叢:毛の集合体のようなもの
※葉柄:葉っぱの根元にある茎のようなもの
ご参考なれば幸いです。


何でか知らないけど、子ども達自然の中で興味関心MAXモードになるんよね。
元々自然活動に来る子って生き物とかが好きな子なのかもだけど。
まぁ、俺人のこと言えないけど(笑)
自然の中入るとキョロキョロしちゃって、持っていかれる感じ。
これからそんな子どもたちの興味関心の熱をいっぱい拾えたらいいな。

そういえば、何名かヤマビルに吸われていましたが、あの後かゆくなっていないだろうか。
人によっては6匹くらいとりついていましたね・・・
個人的に事前にヒル対策をもっと伝えておけば良かったかなとか思いもしましたが、会の趣旨的に手を出しすぎ感もあるし、そこは難しいところ。

雨の装備なんですが、モンベル最強説は揺るぎませんでした。
やっぱアウトドア専門の道具はつええ。
今まで長年ワークマンとかその辺のものしか使ってなかったので、余計感じます。
この辺の装備紹介とかもyoutubeでやろうかな。

話は逸れましたが、ほっこりできる場所がこだぬき会の良い所と感じましたね。
モミジイチゴやヤマビルに子どもたちが興味をもっている時間は、例え出発の時間だったとしても待つ。
頂上まで行きたいかどうかみんなに聞く。
我々保育士が保育現場でやりたいことって、主体性を尊重するって、こういうことでは無いでしょうか。
「モンテッソーリ」「ヨコミネ式」「体操教室」「英語の時間」
提供する形を目で確認することは大事なんですが、同時に心の目で子ども達の興味関心を捉えていきたいですね。

綺麗にまとまったところで次回も楽しみだぜい!
ほんとうのおしまい。

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