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ご質問の答え《西洋剣術教室の選び方①》

ご質問ありがとうございます

noteの記事にコメントとご質問をいただきました。
ありがとうございます。

今日はいただいたご質問について、記事を書きたいと思います。

ご質問

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ご質問①

西洋剣術(武術系)は具体的にどのようなことをするのですか?

武術系の教室では、スパーリングや試合などを前提とした練習をしています。どの団体にも世界観を守るためのルールやケガをしない・ケガをさせないためのルールがあるので、どの団体に行っても楽しめます。


勝敗はどのようにつきますか?

審判が勝敗を決定するのではなく、対戦者同士が自分たちで勝敗を決めることが多いようです。武術系の西洋剣術団体は、もともとひとつの団体にいた人たちが分散してそれぞれが作ったものなので、どの団体にいっても勝敗の決め方は似ています。

ご質問②

芸術分野では何をするのですか?

芸術分野ではおもに日本で言うところの”殺陣”に相当することを練習します。あらかじめ決められた動きを覚えて、戦闘シーンを演じます。日本では一般の人向けの練習をする団体しかないので、もし、あなたが俳優であれば練習に申し込むときに自分が俳優であることを伝えたほうがよいでしょう。

私は芸術分野の西洋剣術を教えていますが、一般の方と俳優ではやるべきことが異なるので、俳優はパーソナルレッスンをおすすめしています。


勝敗などがないということでしょうか?

台本上の勝敗はありますが、武術系のようにどっちが勝つかわからないような勝敗はありません。

さいごに

今回のご質問は、勝敗にこだわりがあるように感じられますので、私としては武術系の団体をおすすめしたいです。

武術やスポーツで剣を交えると、とてもエキサイティングな時間を過ごすことができますから、ストレス発散や自己鍛錬にはもってこいです。

日本で活動する武術系の西洋剣術団体は関東で3つ、関西で1つとまだまだ少ないので、すべての団体に行って体験することも難しくないです。


念のため

武術やスポーツというのは(西洋剣術に限らずどんなものでも)ケガをする可能性があることを忘れないでください。もし、ケガをしたくないのであれば、芸術系や学術系の団体への参加をおすすめします。

私が武術系ではなく芸術系や学術系の西洋剣術を中心に活動しているのもケガをしたくないからという理由です。

サポートいただいた金額は研究費や渡航費にあてさせていただきます。これからも応援よろしくお願いいたします。