やっぱりダメでした…
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
「TAKAYUKIさーん、次、なに飲みますぅ?」
「ぢゃあ………ポン酒にします」
目の前に運ばれてきたポン酒の四合瓶、720ml。
僕は自ら細長いグラスに注ぐと、一気にあおった。
「嗚呼…美味しい。数年ぶりのポン酒。最高だネ」
テーブルの上にはコース料理以外に、所狭しと以下の料理が並べられている。
蛸刺し、鴨炙り焼き、ポテサラ、焼き鳥盛り合わせ、アボカドサラダ、10割蕎麦、烏賊の姿焼き、パウンドケーキ、バニラアイス、焼きそば、明太子おにぎり、コアラのマーチ。
そして僕は酔った。大いに酔った。そしてみんなでパラパラを踊ろうか提案しようとしてやめた。さすがに12人全員でパラパラを踊り始めたら、ある意味、カオス状態になってしまう気がしたから。
「縁もたけなわではございますが………」
2時間に及ぶお食事会が終了しました。
本日、僕は生ビールを3杯、レモンサワーを5杯、ポン酒を1本、4合飲みました。
大変、美味しかったです。ご馳走様でした。
若人に自宅近くまで送ってもらい、僕は夜道を一人歩いて行きます。
天には満面の星たちが僕を見下ろしていて心強い。頬に当たる夜風もとても気持ちが良い。
『酒に向かえばまさに歌うべし。人生、幾何ぞ!』
僕は曹孟徳になりきって言いました。
人生、色々なことがあるけれど、どうにかなる。絶対、どうにかなる!
すると目の前の天が光りました。確実に光りました。
30秒後、もう一度天が光りました。
「嗚呼…間違いない。流れ星だあ。わーい。わーい」
僕は流れ星をくぐり抜けながら歩きました。
そして気づいた時にはすでに遅し。僕は自宅を通り過ぎていました。えへへッ。
【了】
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