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久しぶりに書店へ行った

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

久しぶりに本屋さんへ行った。
まずは単行本のランキングコーナーを物色。相変わらず小説が上位を占めているけど、尻を鍛える本や、ダイエット本などもランクインしている。

僕も尻を鍛えてみようかと、女性が尻を突き出している尻本を手に取ろうとしたところ、若い女性が僕の横に立ったので、僕は慌てて3位の小説を手に取った。

「いやいやいや。何を恥じておるのだ。コンビニでH本を立ち読みしているのではないのだぞ。尻こそ突き出しているが、立派な単行本なのだぞ」

そんな心の声が聞こえてきたけど、実際は恥ずかしいぢゃないですかあ。

次いで文庫本コーナーへ行った。
あ行から順番に作者の看板を頼りに物色していく………。
10冊以上手に取って読んでみた。書店に名を馳せる作家さんは流石です。プロが書く文章は本当に凄いなと痛感させられました。

僕は凹みました。かなり凹みました。だけど、この凹みがあるからこそ、毎日書いている駄文を少しでも向上させようと奮闘できるのですョ。

だけど今日はかなり凹んだので、僕は占い本コーナーへ行きました。
確か僕は『四緑木星』だったはず。
今年の四緑木星の運勢は………『大凶』と書かれていた。


絶望します。



アドバイスとして、下半身を鍛えると『良』と書かれていた。

「下半身を鍛えると良だとぅ? 仮に下半身を鍛えて『良』を得られたところで、僕の大凶が、凶になるとでも言うのか? この馬鹿珍がッ」


されど、アドバイスは素直に受け取っておいた方が得策なのではないか?

なんて心の声が聞こえたので、僕は占い本を所定の位置に戻すと、周囲を確認し、その場でスクワットを始めた。

12回を数えたところで、店員さんがカートを押している音が聞こえたので、僕はスクワットを辞め、アウトドアコーナーへ向かいました。

だけど僕の太ももはすでに悲鳴を上げてしまったのです。絶望します。

何とか踏ん張りながら、次いで経済、経営、株、営業などの一角を物色したあとで、取得する意思もないのに資格関連のコーナーで読みふけり、最後に介護、認知症コーナーで下半身の痛みが限界に達したので、僕は書店を後にした。

結果、一冊も購入しなかった。書店さん、すみません。

店内で過ごした時間はおよそ1時間15分。その際、僕は一度も椅子に座らなかったのだ。

これって、占い本で読んだアドバイス、下半身を鍛えることに合致しているのではと考えると、とても嬉しい気持ちに襲われた。


うれぴー。心の底から、うれぴー。


そのあと僕は、10分ほど歩いて大好きなスーパーマーケットに向かった。

店内に入る頃には、僕の下半身は疲れ切っていた。


うくくッ。



【了】



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拙著もよろしくお願い致します(^^)/



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