よしちゃん

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最近の記事

忘れられないある日のおじいちゃん

ある日のことです。祖父母が大好きな私は、田舎のおじいちゃん家によく遊びに行っていました。 おじいちゃんは、ユーモアがたっぷりで人を楽しませるのが大好きな人でした。その日もおじいちゃんは掃除をしていて「こんな、ほこりほど金がたまったらええのになぁ…」とか私がお土産に持っていったおまんじゅうの箱の裏の会社名を見て 「ここの会社、ぎょうさん儲けてはるんやろうな」などお金の話ばかりをしていました。 それを聞いていたおばあちゃんが「あんたは金の話ばっかりするなぁ(笑)」と言って私も笑っ

    • 忘れられないある日のあじフライ

      ある日のことです。久しぶりに友達と共に大阪に買い物に来た私は、お昼ご飯を食べようと、北浜にある定食屋に入りました。席に着いて「さぁ〜何を食べようかな〜😊」とメニューを観ていた、その時です。ガラッと扉を開き入って来た同僚風のサラリーマン2人が、私達の隣のテーブルに座りました。そして「さぁて、ランチは何にしよかいなっと」言いました。私は、隣で「何がランチじゃ。まかない、みたいな顔してからに」と心の中で、つぶやきました。アッ!ダメですよ🙅‍♂️ 見た目のことを言わないように。そして

      • 忘れられないある日の○○○ードーナツ

        ある日のことです。仕事帰りに甘い物が食べたくなった私は、○○○ードーナツ🍩に行きました。それは、忘れもしない夏の終わりでした。インド人の人が、先に並んでいらして、その後ろに私が並び、どれにしようかと商品を見ていると、店員さんが「お会計は、ご一緒で、よろしいですか?」と普通に、おっしゃったので、私は、咄嗟に「誰がインド人やねん!」と、すかさず、突っ込みました。私の突っ込みが、さほど、怖かったのでしょうか。その店員さんは慌てて、「違います、お客様、違います‥」と、半泣きになってい

        • 忘れられないある日のハト

          ある日のことです。私はたまに行く河原で、川を眺めながら、大好きなマクドナルドのポテト🍟を食べ、ゆっくりと佇んでいると、どこからともなく、ハトの軍団が私を取り囲みました。ここまでは、よくある出来事です。そして、心優しい私は、渋々ながらも、残っていた大好きなポテトをハトさんにあげるため、地面にばらまきました。「どうぞ、お食べ〜😊」すると、どうしたことでしょう。その軍団の中で、1番、がめつい一羽のハトが、我れ先に食べてやろうと思ったかどうかは、知りませんが、ポテトを1本、そのまま、

          ¥100

        忘れられないある日のおじいちゃん

          忘れられないある日の釣銭

          ある日のことです。私はいつも行くスーパーのセルフレジで、お会計のお金を入れるとエラーが発生!すると学生バイトの店員さんが飛んで来て「どうしましたか?」私「お会計ができなくて‥」店員さん「あっ、小銭が詰まってるじゃないですか。もうっ!」私「千円札しか入れてません」すると店員さんがレジから500円を取り出して「お返しします」と言うので、小銭を詰まらせたと濡れ衣をきせられ若干キレそうだった私は、一瞬、えっ?と思いましたが「う‥ん」と素直に受け取りました。小銭を入れる場所を指差して

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