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始めています

暑い日が続いていますが、始めていますか、冷やし中華。
私は5月から始めています。

大好きなのだ、冷やし中華が。
これほど夏にピッタリ合う食べ物は、私の中で冷やし中華とスイカくらいである。あとガリガリ君。

まずネーミングがとても良い。
冷やしているのだ、中華を。どういうことだ。
とにかく「冷やし」が入ることによって気持ちの上でも涼しくなるはずだ。

栄養面でも完璧だ。
麺は炭水化物、野菜はビタミンや食物繊維、ハムや茹で卵でタンパク質、夏の疲れた体にお酢のクエン酸は染み渡る。
ゴマだれならセサミンも取れてしまう。
一皿で完璧なバランスなのが「冷やし中華」なのである。

具だって肉でも魚介でも好きなものを乗せればよい。
ちなみに私は家と職場で今週4回冷やし中華を食べたが、家で食べる時の具は卵だけが多い。
完璧な栄養面は台無しである。
そのぶん、職場に持っていく冷やし中華弁当は、卵にハム、もやしにワカメ、カニカマと人目を気にしたラインナップで構成されている。

私が愛してやまない冷やし中華は、東洋水産マルちゃんの冷やし中華である。
マルちゃんには数種類の冷やし中華があるが、ひとつだけ特製ふりかけがついてくる冷やし中華がある。
ゴマと乾燥した紅しょうが、海苔、後は何やかんや混ざった小袋に入ったふりかけである。
私はこれがとても好きなのだ。

あれ?ちょっと待てよ。
ここで私は長年間違えていた事に気付く。
冷やし中華だと思っていたこれは冷やし中華ではなく「冷やし生ラーメン」であった。

ここでひとつ訂正があります。
私が好きなのは冷やし中華ではなく、「マルちゃんの冷やし生ラーメン」でした。
大変失礼いたしました。

お弁当に持っていくのはマルちゃんではなく、流水麺の冷やし中華と決めている。麺も伸びず、付属のタレでほぐすためお弁当にピッタリだ。
おいしいけれど何かが足りない。

これはあれだ。
そう、「特製ふりかけ」がかかっていないのだ。
あれをかけさえすれば、具が卵だけでも完成された味となる。あの小袋ひとつがとても大事なポジションを担っている。
そしてそれは「マルちゃんの冷やし生ラーメン」にしか付いてこないのだ。

前回「マルちゃんの極細冷やし生ラーメン」がおいしそうだったので購入したところ、いくら探しても特製ふりかけは入っていなかった。
絶望である。
とてもおいしかったが、次の日さっそく特製ふりかけ付きのマルちゃんを購入した。
あれがないと私の夏は始まらない。

あのふりかけを弁当の冷やし中華にもかけたいのだが、3食パックには当然3つの小袋しか入っていない。
そしてひと袋全てをふりかける事によって、最大のポテンシャルを発揮するのだから、半分とっておく、などと言う選択肢は存在しない。

だから私は今日も「マルちゃんの冷やし生ラーメン」を買いに行く。
いつか特製ふりかけが、期間限定ひと袋プラスになることを夢見て。


今日の飲み物
無印良品 水に溶かす ソルティライチ

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