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0208,24 愛知┃惟の森

日本のオルタナティブ・スクールを巡る旅 1校目
私の大好きな場所、 愛知県 名古屋市 緑区にある
オルタナティブ・スクール  あいち惟の森 (ゆいのもり)

百聞は一見にしかず…!!
訪問受付も優しい河合さん(かわぴ)
が対応してくれるので興味ある方は是非!


はじめに、

願いがあるから、”ねらい=「教育」”が生まれる
社会の要請や人々の願いが”教育”を生み出す。

惟の森 視察資料より

はじめに、オルタナティブ・スクールって?という問いに対して、私の考えをざっくり記載して、
また詳しくは他のnoteに書こうと思ってます。

Alternative School = 代替学校 という意味

フリースクールの方が聞き覚えもあるのかな?

定義は人それぞれだけど、

私にとってオルタナティブ・スクールは
各学校の基本理念に沿ったカリキュラムによって実現する学校という認識で

フリースクールは不登校生徒の居場所的意味合いが強いイメージ。

オルタナティブ・スクールが発足した理由として

公教育で起こる中央集権的なシステムの中での機能不全
多様化を阻む画一教育故の子どもの生きづらさ

ざっくりいうとこんな感じだと思います。

これから先 児童・生徒の個性の多様化への対応は
どの教育現場でも求められてくるだろうと思ってます。

惟の森 基本理念

そんな惟の森の基本理念は、、、


①自分らしく十分に生きる学校
-大切な他者とともに、自分らしく十分に生き、支え合う学校-

②学ぶことの本質を味わう学校
-遊びと学びを楽しみ、自分や世界と出会い、「生きる」を探究する学校-

③よりよい未来をともに創る学校
-人権・環境・平和の理念を学び、よりよい未来に向けて行動する学校-

惟の森 視察資料より


学校内の壁に貼ってあった!

どんなNPO団体にも基本理念があり、
掲げるミッションがあるように
各オルタナティブ・スクールにも
理念に沿った教育が第一に在ります。

そんな多様な縁の中で

偶発的に出会った、惟の森。

実は私がお世話になっているネットワークNGO
名古屋NGOセンターの元代表
れいちぇる こと 伊沢玲子さん
現NIED(国際理解教育センター)代表

が校長を務めるスクールでした。

独自系・市民性教育系スクールとして、

2014年に有志 30名が構想を練り、
3年を経て策定。

2019年 4月に本格開校し現在4年目。

独自カリキュラム ”テーマ・スキル学習” の先生ちぇる

私のすきなところ!

なんといっても私のお気に入り

イエナプランに沿ったカリキュラム!!

異年齢学級, 根幹(ファミリー)グループ,ワールドオリエンテーション etc…子どもの発達力を信じて育む教育としてこんな特徴があります。

イエナプランの大きな特徴
中学生の学習カリキュラム
木曜の英語会話の時間:BTSの英語スピーチに触れる。
フィリピン海外研修前に行ってたWS

(NPO関係者引率でのフィリピン研修は羨ましいいい)

れいちぇるの授業をお手伝い!

そんな中運よく、れいちぇるの授業に潜入し、

小学部 高等学年での”まちづくり”の

授業をお手伝い!

自分の住む地域の地域性を伝えるのに必死なわたし

自分の住む町に何があって、

何が必要か、不必要か

どんな町がいいかを考える授業。

町の特徴を掴んで、考える。

お年寄りが多いのか、

妊婦さんが多いのか、

障害を持つ人が多いのか、、、

「いろんな人で町は出来ている」

ということを再認識する時間、

でもね…👂

私もみんなと一緒に授業を受けて
こんな声を聞きました。

震災時の避難場所について話していた時、

「小学校が近いんだけど、避難するのきまづいよね」

「同じ地域の小学生だけど、惟の森通ってるし….」

という声を聞き、

”公教育という主流”とは違う
学校生活を送っていることに

少し自覚があるようでした。

オルタナティブ・スクールという存在が子供達まで浸透していないのかな。他の子供達や保護者はどう思っているのかな?と感じましたが

この、惟の森に通っている現状が今出している答えだと思いなおし
「みんな惟の森に来ればいいのにね!」と返すと
「良い学校なのにね!」と言っていました。

違いを楽しめる、多様性を受容できる、
小人数ならではの学校への帰属意識
を感じました。

それは、惟の森に関わる ”おとな” からも感じた事。

他団体のNPO職員でありつつも、
惟の森で授業を担当する、
社会寄与意識の高い大人の背中


必ず子供たちに学びをもたらすんだろうなぁ。

また今度、私プレゼンツで出前授業したい!!
いやする!!打診しよう

【告知】4/6 カンボジアイベント in 唯の森

\最後に!告知!/

私が前回お世話になった
第三世界カフェ Fair Trade Shop "風”s が
4月4,5,6日に開催するイベント。

「カンボジア クメール舞踊ドラマ Peace Without Guns
~武器のない平和を~」

ポル・ポト政権が終わり、
戦争虐殺の終焉を迎えたカンボジア。

しかし世界を見ても、
戦争は終わらず『分断』が加速する現代で、

平和構築のために作られたカンボジア舞踊ドラマ

コンポントムから技術を磨いてきた
カンボジア人が

海を越えて、愛知に来る

それだけでもとても貴重な機会だと思います。

関心があれば、オーナーさんに繋げます✨

それを惟の森でやるというユニークっぷり。。。

カンボジアと惟の森という

私に親和性が高すぎるイベントなので
フラッと寄ろうかな。。。


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