本は偉大である。
こんにちは。こんばんわ。
「傲慢と善良」を読破しました。
何気に試し読みをし、このままじゃ腑におちんと思い、購入しました。
私はほぼライトノベルしか読まない浅はかな読書家なのですが、
とてつもない衝動を感じ、4日くらいかけて全部読んでしまいました。
私が感じとったこの本のイメージは「承認欲求」でしょうか。
人に愛されたい。
人に認めてもらいたい。
人に尊敬されたい。
のような承認欲求の中に傲慢さを見出している作品でした。
この人はいい人だけど私以外の誰かと付き合って欲しい。
この感情の裏腹には私はこいつみたいなランクの人とは付き合わない。
こういう感情も人にはあるのでしょう。
結局、恋愛において、くるもの拒まずという人間は少ないのだと感じました。
恋愛以外にも同じです。
学歴や就活なんかも「こんな学校」「こんな会社」という自分で決めた最低基準を下回る学校や会社がたくさんあると思います。
しかし、なぜ人はそのような基準を設けるのか。
結論は簡単、周囲の目です。
頭の良い学校に行けたら、良い企業に入れたら褒められ、「そんな学校」「そんな
会社」と言われる必要性もないのです。
人と関わることが嫌で嫌で仕方がないのだと思います。
このブログを書いている私だってもちろん同じです。
今日はここまで。ぜひ、辻村深月著「傲慢と善良」をご覧になって見てください。
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