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パンといっぴき

本屋さんで一目惚れをした。


この本に出会った時、 
なんて可愛い本なんだ♡!!と心が奪われた。

ダークな色調の表紙の中に存在する
いっぴきの白い犬。 

名前はキップル。 


保護犬のキップルと、著者の桑原奈津子さんの
美味しそうなごはんが載っている写真集のようなレシピ本。

発売されてから約10年。 

その後SNSは発展し、動いているキップルの
生活を一緒に楽しめる時代になった。



そして昨年、キップルは虹の橋を渡った。

犬の寿命は人間よりも短いから、わかってはいたけど悲しかった。


「虹の橋って本当にあるんだろうか?」と
一緒に暮らしていた犬が亡くなったときに考えたことがある。

そしてこの疑問に答えてくれる出来事が起こったことがあった。



今から15年くらい前の話になるが
当時犬を飼っており、
毎日夕方に散歩をしてた。 

ある日散歩コースの畑に子犬よりかは少し大きい白い2匹の犬が遊んでいるのを発見した。 
そしてそれから毎日見かけるが
首輪をしておらず、いつも2匹で遊んでいる。 

しばらくして見ない時期もあったけど、やっぱり2匹でいるのを見かけた。
少しほっとした。
きっと誰かがご飯をあげていたのかもしれない。

2匹は毎日自由だった。 


それから10年くらい経ったころ、白い1匹の犬が庭の木の下で休んでいた。近寄って見みたけど逃げない。
すぐにあの2匹のうちの1匹だと気付いた。

でも様子がおかしい。 

お腹全体が不自然にパンパンに膨らんでおり
ものすごく息苦しそう。

どうすれば良いか分からずそっと見護ることしか出来なかった。 
次の日にはもういなくなっていたけど犬のことが
ずっと頭から離れない。 
自分はどうしたら良かったんだろうと悩んだ。

その日は友人の家に遊びにいくことになっていた。
友人は社会人になってから犬のトリマーの資格を取得し、落下したツバメのひなを立派に育てあげるくらい、愛情深くて動物たちが好きな優しい子だ。

その子が「良い本だから良かったら読んでみて」とある本を貸してくれた。

残念ながら本の題名は忘れてしまったのだが
白い保護犬と飼い主の女性の話で、犬が亡くなるまでのお話だったと思う。

そのお話で印象に残ったのが

〝亡くなった犬達はお役目が終わると
みんな神様の元に帰り幸せに過ごしている”
という話。 

神様なんて本当にいるかどうかも分からないし、残された飼い主へただの慰めの話かもしれない。

それでもこの本に出会ったタイミングは
私が気になっていた白い犬も、神様の元に帰ったから大丈夫だよと思わせてくれ
安心させてくれるのにふさわしかった。

そしてこの本の手がかりがないか検索していると、〝犬は神様”というキーワードが出てきた。 

DOG   犬 のスペルを逆から読むと 
GOD   神 になるということ。 

これも偶然なのかそれとも・・・


私はもし神様がいて、生きてる時のことをどうだった?って尋ねられたら、びっくりすることがたくさんあったけど、いろんな願いが叶って楽しかった!と私に起きた奇跡のような出来事を聞いてもらおうと妄想することがある。 
 
でも時にはなんでこんなに辛い目に遭わないといけないんだろうと思うこともある。

でもそれは私だけではないし、みんな一緒だと大人になってから知った。  
でも時々隣の芝が青く見えてしまう。

そんなときに救われた本がたくさんある。 
また少しずつ記事にしていこうと思う。
 
読んでくれてありがとう☆彡


⭐︎今日のおやつ⭐︎

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