見出し画像

居場所があるということ~高齢化~

こんばんは。水曜日担当の金澤です!
今日は小さなパンを17個くらい爆食いし、夕食が食べられませんでした。
今更お腹が空いてきました。。明日まで我慢。

さて、今週のテーマは地域の支え合い。
先日、西明石サポーティングファミリーを訪問し、代表の松本茂子さんにお話を伺いました。
松本さんの活動は、阪神淡路大震災を機に「ボランティアはなぞの」から始まり、様々な経緯を経て現在、なんと160人以上の方が登録するボランティア団体となっています。
今年で6年目だということです。

100人を超える方が参加するボランティアというだけで驚きますが、サポートされている対象にもびっくりです。
「高齢者」
「子ども」
「障がい者」
「要援護者」
「認知記憶症候群」
松本さんの地域への愛と覚悟が表れています。

松本さんは地域で困っている方を見て見ぬ振りが出来ません。
そして地域の方々にとっての居場所を作ることを目指されています。
怪我をしても帰ってくる場所がある、入院していても帰ってくる場所がある、そんな居場所が「西明石サポーティングファミリー」です。

今後さらに増加するであろう一人暮らしのお年寄りにとって、居場所があるという安心感。自宅以外の居場所があるというだけで、どんなに救われる人がいるか。

しかしながら、上手くいかない時もあったそうです。特にコロナ禍。
コミセンなどの公的施設は閉鎖されましたが、「西明石サポーティングファミリー」はなんとか開き続けていました。

更に、松本さんは週に2,3回開けるだけではサポートしていると言えないのだと仰いました。だから毎日、一日中開けているのだと。

現在日本では、少子高齢化に向けて援助金等の様々な取り組みが行われています。しかしそれだけでは決して未来を良い方向には変えられないのではないでしょうか。
お金があっても居場所がなければ意味がありません。地域住民一人一人に居場所があり、いつでも助け合える環境を作ることが大切だと学びました。
理想と現実は異なります。
地域の拠点を作ればすぐに理想通りになるわけではありません。
しかし、松本さんのような小さな積み重ねを続けることが重要で、動き出さなければ何も進展しないのだと思わされた気がします。

サポーティングファミリー内①


サポーティングファミリー内②


今日は松本さんにいただいたお言葉で締めくくります。

人を大事にすること。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?