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地下アイドルの世界を知って50日。繁盛する方法を勝手に考えた

ひょんなことから 地下アイドルの存在を知って
生誕祭に行って ライブに行ってみた

地上にいたら見えなかった世界
驚いたのは グループの数の多さ ライブの頻度の多さ

地下アイドルがこんなに数が多いとは知りませんでした。
ライブ会場もいたるところにたくさんあって 平日も 朝も夜もライブしていて

こんなに数が多いのに、ライブの頻度も多くて

観ていると「この後夕方からは秋葉原でライブをやります!」みたいに
1日2か所ライブをやるアイドルも多いし
週1回は少ない方で、都内を移動販売車のようにぐるぐる回っている

お客の数を見ていると…供給過多かな

多分地下アイドルの95%は、普通にアルバイトした方が収入が多いと思う。

採算取れてないと思う。

採算取れないと、常に
「継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象又は状況」
にあるので、運営体制もそこまでしっかりしておらず、

お金ないと、組織はギスギスすると思う
 

シロウト、初心者目線で地下アイドルが生きていける方法を考えてみる。

1)「商品、サービス、雰囲気、価格」のバランスをちゃんと考える

「商品」…アルバイトより採用面接の合格ラインが低く、「自称アイドル」の集まりのようなライブもあった。どう考えてもこの人、アイドル向いてない容姿の人、歌が下手な人、コミュ障が地下アイドルにはいる。何回かライブやって、ファンが1人もつかない、チェキも出ない人はそもそも採算が取れる商品にならない。素材は選ばないと、と思う。
 曲も振り付けも衣装も、一定以上のクオリティ、さらにどこかに“このアイドルはここがスゴい!”と言われる差別化できるものがあったほうがよい。

「サービス」…本人のサービス精神は必須なのだが、サービスをアイドル本人に99%委ねているのはアイドルの負荷が大きいし、ファンが安心できないような気がする。
 気まぐれに配信したり、つぶやいたりするのは楽しいが、消費者としては気まぐれよりはスケジュールが読めた方が良いし、スケジュールが把握しやすいものがあった方がファンの負担が少なく、ライトに推せると思う。
①多頻度ライブ、少数ファンが多額課金タイプと②適正頻度ライブ、多数ファンが少額課金だと、今は①でしか採算取れていない。どうにか②にもつながるサービスにつながる知恵が欲しい。
シロウト考えではあるが、タイムテーブルが前日にならないとわからないのは不便だと思う。

「雰囲気」…ライブに何を求めて消費者は来ているのか。くつろぎたいのか、騒ぎたいのか、歌を聞きたいのか、推しに逢いたいのか。これだけアイドルがいるのだから、「どんなニーズにも対応!」でなく、そこに方向性があっても良いと思う。
今の地下アイドルは「人気がある=騒ぎたい男性が多数いる」というベクトルだけなのかな。そこに同性(女性)のお客が入るのは、至難の業だし、ましてや初見さんなどは「冒険者」か私みたいに「間違ってスナックの扉を開けてしまった人」みたいな人しか入れない。
→ショッピングモールや市民祭りに出る地下アイドル、というのが少ないのは、商品力、事務所の力が足りないからかも

「価格」…これ、安ければ安いほどよいものではない。「このサービスでこの値段なら、また来たい」と思わせることが大切。
ファンの支出だけでなく、本人の手取りにつなげてモチベーションを維持させるのも、継続性のポイント。もちろん運営だって赤字では続かない。

対バンライブだと出番15分で3000円プラスチェキ代、であれば商品力とサービス力を磨く事こそ価格以上の価値が出ると思う。
 
アイドルとグダグダの2分で1000円〜払って満足して帰る客層はいるにはいるが、多くはない。1度来たらまた来たいと思わせるのは、2分120秒でどこまでファンに愛されるかという真剣勝負。

課金フェーズを多彩に展開して、お金を喜んで落とさせられれば成功!

2)目的来客を取る
 あまたある地下アイドルで「この人、観に行ってみたい!」目的来客を取る方法は、目的来客した人に訊くのが手っ取り早いと思う。
 たくさんのファンが集うライブを何十回か見て、客層ときっかけを知り、その客層にリーチするような仕組み作りが大切。
 きっかけが秋葉原のフライヤー配りであれば、それをすればいいし
 Showroom配信、tiktokであれば、それをすればいいし
 Xのリプ返であれば、そこを頑張ればいいし

3)新規客にフォーカスを合わせ続ける
 粗雑な対応、気まぐれな対応、ローカルルールを明示しないなどしていくと目的来客を取りこぼすし、それでも来てくれる人もひとり、またひとり離れていき、“内輪のせまーい世界”になる。
 色々な案内、対応は常に超初心者を意識して親切な方が良い。そこでひとりひとりファンを増やしていく。

4)ファンでいさせる
‥動く(動かないと推せない)
エックスでもショールームでもtiktokでもいいので動きがないと推せない。かわいいから推すのではない、可愛く動くから推すのです。
とはいえ毎日数時間配信されてもファンの時間を奪うので、来て欲しい客層に合わせた方が良い。負担もあるだろうし。

‥刺す(心に刺されないとまた来ない)
相手の心を刺さないとリピートしない。刺すのは目線、刺すのは言葉だと思う。大切にされてる感じとか。あたりまえだけど刺しにいかないと勝手には刺されない。
自分語りしてごはん食べてるだけ、お礼言うだけの配信をリピートしたいとは思わない。

‥飽きさせない(違うものでないと来ない)
同じ場所、同じ人、同じ曲、同じグッズではきっかけにならない

‥信頼関係
気まぐれに付き合うと客は疲れていき離脱する。
約束は守る。“やっぱりやめた”“突然だけど今からやるので見てね”は、
付き合う側の時間を無駄に浪費させる。小さい約束を守るのは大切。
スケジュールを出して未来を提示する。変えるときは理由もつたえる。

体調がすぐれないとき、心身弱っているときもあると思う。
そういう時に「病んだ」「耐えられない」「疲れた」と赤裸々意味深につぶやく地下アイドルは…
「類は友を呼ぶ」事になると思う。
 
ファンは勝手にやってきて勝手に離れていくから
我流でやっておいて売れないと辞める、というやり方もあるが、もしファンを増やしたいなら推しやすい方が良い。

 

GW3連休前半、3連続で推しに逢いにライブに行っての推論です!





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