【はなぽぽ日記】ゼロから始める子どもたちのパワー
今日は久しぶりの「はなぽぽ」活動日。
「はなぽぽ」とは、平日週に一度だけ我が家を中心に開いている学び場だ。
はなぽぽには我が家の息子たちも参加している。
今日は息子たちの学校がお休みだったので、急遽息子の友達二人も一緒に活動に参加してくれた。
はなぽぽは、いつも前の週の帰りの会で「来週どんなことしたい?」と案を出し合う。でも、今日は初めての参加者もいるので、朝みんなで集まって、今日どんなことをするかを話し合った。
「ドッジボールしたい!」
「絵描きしりとりしたい」
「おやつ作りたいな」
「工作したい」
「ボードゲーム!」
「山登りしたいー!」
「あ、宿題せんと……」笑
一気に色んな意見が出た。みんなのワクワクが伝わってくる。
「オッケー!じゃあどんな順番でしよっか?」
みんなでできるのは、時間を合わせて。
でも、それぞれのやりたいことはそれぞれの時間をつくって。
さあ、今日も一日楽しむぞー!!
なんやかんやそれぞれ楽しんでいたら、あっという間にお昼近くになった。
「えっと、お昼ごはん何作る?」
私は徐ろにみんなの前にレシピ本を並べた。
すると興味がある子が駆け寄ってきて、あーじゃこーじゃ言いながらメニューを決めた。
「これにする!」
「もう一個簡単なおかず作ってもいいよ」
と私が言うと、
「じゃあこれがいい!」
ともう一品がすぐに決まった。
買い物に行きたい子を募ると立候補者が一人。
買うものをメモして、一緒にスーパーへ買い出しへ。
材料も揃って、チームに分かれて、いざ調理開始!
作業の様子を見てると驚いた。
私に聞くのは、道具の場所や言葉の意味や測り方。
あとは、全部自分たちで試行錯誤しながら、どんどん作る5人。
料理をする最中に、使った道具を洗うといいよと声をかけるとすぐに道具も洗っていた。
「これ、塩入れたら美味しいんじゃない?」
「まだ固いからもう少し時間延長しようよ」
自分たちで工夫して、失敗もして、またやり直したり、やり方を変えたり。
見ていると、とても楽しそうだった。
そしてそしてついに!
できたぁぁぁぁ
1時間半かけてみんなでゼロから作ったお昼ごはん。
美味しかったねぇぇぇ。
「料理っておもしろいな!」
「意外と簡単なんやな!」
良い気づきもあったみたいで、よかったよかった。
食後の運動は、やっぱりドッジボール!
そのあとは山登りに繰り出し……
びっくりするくらいの急坂、しかも道も何もないのにぐんぐん進む子どもたち。
なぜか長靴、普段着で来た私は一番後ろからついていくのがやっとでした。笑
「ななっぺー大丈夫ー?気をつけて〜」
「う、うーん、多分大丈夫〜(汗)」
いやいや、どっちが大人なんだか。。。笑
神様の前に立つ時、「お参りするよー」と声をかけると子どもたちは真剣に、ゆっくりとそして静かに何かを祈っている。
こういうとき、子どもたちの方が神様に近いんだなぁと感じる。
家に着いたらもう帰りの時間。
今日一日を振り返って絵を描いて。
来週のはなぽぽの予定を確認して、今日の活動はおしまい。
みんな思いっきりエネルギー発散して楽しんでいたなぁ。
「今日何する?」
「今日何食べる?」
はなぽぽでは、ゼロから決めることがたくさんある。それは大人が事前に準備していない分、大変なことがあるようにも見えるけど、
子どもたちの「自分で決めたからやるぞ!」
のパワーが生まれたら大人の手はほとんどいらない。
少しのサポートだけで、活動がどんどん深まり広がっていく。
そんな姿を今日もたくさん子どもたちに見せてもらえた。
来週はどんなドラマが待っているかな?
楽しみです😊
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