同人女の感情


某漫画のタイトルをパクりました。語呂が良くて良いですよね。
二次創作について書きます。苦手な方注意。
 

同人誌をつくろう


 無職で時間があるので絵を沢山描けるのです!そして、仕事が無いのでイベントにも行けそうです!しかし、沢山の人間がいる場所に行けるかという不安は残りますね。
 本作りてえ!は時々あるんです。元々本とか紙物とか好きなので、特殊紙を集めてニコニコしてるタイプなのです。
 
 最近とっても元気になってきて、二次創作がだんだん楽しくなってきて、あまりにもかわいい推しを最高だと知らせなければならぬ。そして、誰か最高なあやつの事を一緒に語らい合ってはくれぬか?!となったのです。いやあ、鬱、治ってきてますよね?!これは良いことです。
 というか書いててなんですけど「推し」って言葉はそんなに好きじゃないんですよね。簡単に使って良いのかな?っていう、私は本当に君を心から推せているかな?安易じゃない?便利なので使うのですが、なんて表記すればいいんでしょう。私の心を掻き乱すかの君の事なんだけど、とか?いやめんどくさいな?!
 あと、「〇〇担」も、使うけど、使うたびに違うんだけどわかり易いのはこれなんだよなと思う。基本的にジャンル移り変わり激しい、熱しやすく冷めやすいタイプなので、一瞬の光なんですよ私は。「〇〇担」を名乗れるほど、君のことをずっと思っていられるかしら?って思ってるんだよ。だからいまが最高になるんだけど、そういう気持ちなので、使うけど釈然としない感じはある。全く面倒くさいものです我々は。話戻すぞ。
 私は知っているんです。今大好きな君のことをいつか忘れる事を。なので、今この熱を形に残しておきたいんです。という訳で、かわいい紙に刷って記録を残そう!と思ったわけです。次いでに他人を同じ沼に蹴り落とします。戦場なので。ぬるい気持ちで推せないんですよ。解ります???古の者が「推しは推せる時に推せ」と宣ったそうですが、今になるとわかります。健康を害した時、あんなに大好きだった君のことを考えても心が動かないんですよ。コレがいかに悲しいことなのか判るでしょうか。創作物を創っている様な人間というのは、それが生き甲斐というか、まあ、普通の人間のサイクルだと、仕事飯風呂睡眠余暇くらいをくるくる回してると思うのですが、創作してる奴と言うのは、余暇をほぼソレに全振りしてる率が高い。何故ならそれが一番楽しくて最高なので。何なら他のすべてはそれを支えるためにあるのです。絵や小説なんかがそんなに短時間にポンポン出てくる事はないので、人生の時間をかなりを創作に割いてるわけです。それが、楽しくなくなったときの虚無と言ったら。死が迫ってきます。真面目に。
別に二次創作じゃなくとも、鬱の一番やばいと思った事は、楽しく感じるはずの事が楽しくない事なんです。生きてる意味が見出だせない!状態になります。みんな健康には気をつけてね。

 そんな時を抜けて、私は君が好き!!!ラブ!となれるのは最高ってことです。何の話や?私の話です。そう言った訳で、大好きな君を大好きな私の気持ちを形に残したいんだよ~となって頭の中が花畑のハッピー状態に突入した私は原稿をやるのです。同人誌制作を後押ししてくれたのは通販サイトの充実もありますね。地方民も本を頒布出来るんですよ~最高じゃん~!そして、インターネットのお嬢様達が感想をくれる訳です。楽し過ぎだろ。ネットに絵を流せば良いじゃんなんですけど、物理的な形になるってのは興奮するんで。
 
 さて、ここで問題です。まあ、つくると決めてしまった上では些細な問題なんですけど、悩むには悩みます。

 何部刷る?

 そもそも受け取ってくれる人がいるのかしら?同人誌なんて、性癖暴露本、脱いだパンツ投げつけ行為ですので、同じノリでパンツキャッチしてくれる変わった方しか受け取らないんです。壁サーでイベントで1000部とか出るのは超大手だけです。大昔地方のイベントでコピー本を配った記憶がほんのりありますが、出たのは2冊とかだった気がします。まあ、コピー本ですしね~。でも、貰ってくれた人がいたのは感動でした。
 取り敢えずツイッター(現X)でアンケでもしてみるか!となったのです。400位フォロワーいるけど生きてる人間は少ない様なのですけどね。普段の反応から390人位は死んでるんだと思いますね。それはともかく、部数アンケとかやってみたいよね?というのでやりました。結果、片手より少しはみ出す位の方が欲しいと言ってくれて大歓喜だったんですけど、一人二人なら手製製本で手間度外視の糸綴じやろうと思ってたんですが、およよ?手でつくるには大変なくらいにはほしいって押してくれたな~え〜嬉し〜〜ラブすぎ〜〜〜ホントかよ~照と思ったのです。まあ、部数アンケは参考にならんぜ!という玄人もいるので何処まで参考になるかは別ですが、ほしいって押してくれる人間がいるのは嬉しいですよね~。ぶっちゃけ一人でもわかる!!!となってくれればいいんだよなあ。義理でも何でも良いんです。だって義理だってワンクリックする手間を私の為にかけていいと思った訳なので。という訳で、印刷所頼むか!となったのです。
 しかし、そうなると欲が出るんですよ~、イベント出ればもっと部数出るのでは???ジャンルとしても熱いしな???とか思うんです。イベント会場でのわけのわからん熱狂で端から端まで手に入れる人間の気持ちがとってもわかるので、あの熱狂の中なら混じって流れる様に頒布出来るのでは?!と。いいかも!と思ってくれた人間にパンツ投げたいんですよね。その為に刷るので。あわよくば同じ沼に蹴り落とすんですよ。パンツ投げつけて蹴り落とすやつは最低ですね。最高ってことです。そう考えたら、年間で捌けるくらいで考えて刷って良いんじゃない?暫くこのジャンルで狂ってるでしょ?なの。私が部数迷うのは同人活動初心者に近いのもあるけど、地方ゆえイベント自体が少ないのです。遠征も検討すれば何とか?いや、どんどん話が大きくなってるぞ?最初は自分の為に一部刷れれば良かったのではなかったのか?!あれれ?オカシイな~???
 そして、ええい、多めに刷れ!大は小を兼ねるだろ!です。同人活動で採算とか考えたら闇だなと。生活をぶっ壊す程の出費はダメですけど、インターネット闇鍋で見た「十年前につくった推しカプのグッスまだ在庫有る。後からハマったやつが来たら頒布する。」という、猛者の話をみて、「コレだ」と思った訳です。段ボールは家に置いとけば良いんですよ。最終的には人によると思うんですけど、趣味なので良いんです。私は完売目指すより、頒布するチャンスを逃したくない派だなと思いました。だってそれが目的ですし。おすし。残って寂しくなっちゃったら何処かで配りまくればいいんですよ。十年選手が居ることに勇気をもらう私ですよ。ジャンル移り変わるとは言え、この年まで二次創作やってるなら、体の動くうちはやってると思うんで。

 ノリでブックカバーもつくりました。私が欲しいので。十個つくりました。頒布もしようかなと思ってるですけど、十個なら頒布出来なくても家の本にかければ私が毎日にこにこできて良いよねという気持ちです。

締め切りのギリギリを攻めろ

 やりたい装丁決めたら、入稿の締切が迫ってる事が発覚し、急いで原稿やることになりました。しかし、いいんですよ、こういうのは追われるものがないと仕上がんないので。後は、ページ数なんですけど、数ページ増えてもそんなに値段変わんないんですよ。ならば描ける限界まで描こう!が私です。本は厚い方がいいです。わざわざ現地行って金出して買うくらいほしいもんなんだから厚ければ厚いほどいいんです。同人誌が厚いと興奮するよな。イカれてんな~!(歓喜)です。個人で出力するもんじゃないだろ?!みたいなクオリティのやつ良いよな。いつか鈍器本を出したいものですね。

 解釈違い戦争

 同人女が恐れるものの一つに解釈違い戦争がありますね。私も解釈違いの村は焼きたくなる派なので見えない様に自衛しています。私は流行りジャンルの中でも、ニッチなとこを攻めがちどころか、同じような狂い方をしてる奴全然いないけど皆どうしたん??になりがちなので激戦区にいる事は少ないです。
 そもそも二次創作自体がグレーで、基本的に暗黙の了解によって成り立っているとこが多いので表記どうするかとかも人によって違うし、左右固定の人間が逆カプに遭遇してしまう悲劇とかも定期的に起きるんですよね。後、勝手に逆カプをオススメで流してくるとかね。やめて差し上げろ。しかし、個人的には左右固定で地雷多くて定期的に焼畑してる女の方が解釈一致度が高く、ジャンル移動しても先の先で巡り合う率が高いので好きですね。厄介者同士気が合うんだと思います。物語の読み方の合う者同士で解釈ねりねりするのが一番楽しいですからね。
 カプ傾向のことはともかく、合う合わないというのは物語の読み方による気がします。二次創作は基本的に全てが妄想であり、我々は妄言を吐き散らかしているだけなのですが、それにしても「この話読んでそうはならんやろ?!」はあるんです。みんなが違う感想を持つのは当たり前ですし、それを当人に指摘したりはしませんが、そこまでいくと著者の意図を曲解しすぎてもう誤読では?と思ってしまうのは止められないのです。そんなわけで、合わない人とは関わらない様にしたいですね~となる訳ですね。よくある事です。基本的にはどんぐりの背比べであり、外から見たら「お前ら同じもん好きな人間の筈なのに何で争ってんの?」になる訳ですが。人には人の正義があるんです。本人たちにとっては死活問題の負けられない戦いなんですよ。私は基本的には、大都会な筈なのにこの村に村人は私一人みたいだわ?どうしてかしら?みんなここは快適だから引っ越してきていいのよ???ってなりがちなので、対岸の火事として眺めてますが、数が多いと数が多いなりの苦悩があるんですよね。隣の芝は青い、ですね。

 




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