つくるのは楽しいね

 絵を描いてるんですけど、なんか、外の締切があってそれに向かって描くってのは久々。

https://note.com/kind_lilac307/n/nfad1021b56e5

 前も書いたけど、参加させてもらってちょこちょこ描かせてもらってる。
 なんか、カバーとか表紙の構成とか、紙はどんなのが良いかとか、本つくるうえで一番面白いところ!と個人的に思う部分に関わらせてもらって、良いんだろうか?!という感じである。
 勿論最後に決めるのはネーモさんだが、言うだけタダだから言っちゃえ!でぽんぽん言ってみたものを採用されて形になっていくのは楽しい。
 他の人の意見を見るのも楽しい。
 知らんかった、、、!の連続だ。
 色んな人の色んな角度からの視点が組み合わさって、一つの本になろうとしてる。
 私は絵に関係する部分は、何となく分かるところもあるけど、テキストについては全然だ。
 パット見での見た目の良し悪しとかは、何となくあるけど、内容に言及できる程の積み重ねがない。
 出版についてもだ。
 出版の世界なんて、縁もゆかりもなかった。
 自分がそう思っていただけかも知れないが。
 それってそうなってるんですね!!!知らんかった!の連続だ。
 知らないことを知ってる人間がいっぱいいるのが面白い。
 なんというか、狭いところで引きこもって生きていたので、みんな面白い事考えてるんだな!私の見識が狭過ぎただけだなって。
 見えてなかったものが沢山だ。
 でも、私は対面では人の話ちゃんと聞けなそうなので、noteがあって、ディスコードがあって、コミュニティを作ろうとした人がいて、参加しようと思う人がいて、といろんなものが重なって今の状況がつくられてるのが、素敵としか言えない。
 これってなんだか凄いことだし、ネーモさんがやりたかったことが今、既に形になろうとしているのでは?!と思えて楽しい。
 何にも強制される感じがないのがいい。
 みんな自由だけど、一つのやりたいことに向かって集まった人達なので、強制力はないけどふんわりした連帯感があって良いなと思う。
 別に専門的じゃなくたって、出版社つくりたいんだって!面白いよね~!で入っていけるのいいよね。
 別に発言しなくても、眺めてるだけでもなんか楽しい集まりだと思う。

 私は、自分でイラスト集とかを印刷所に頼んでつくったことはあるけど、自分で発行する本はやっぱ自分の本なので出すのも出さないのも面倒くさくなってつくらないのも自由。
 入稿データまでつくって、普通に刷らなかった本とかある。
 いや、そこまでやったらつくれよ感がすごい。
 完成が見えたことで満足してしまったのだ。
 そういうことって、ある。
 自分だけが描いたものを刷るのは、あんまり追われてる感は無い。
 それが良くもあるけど、締切無いと無限に描けてしまうので、良し悪しかもしれない。

 やっぱり人とつくるものは自分で描くのとは違う感じがして楽しい。
 ちゃんと外に向かって描くのって学生の時以来じゃないか?
 学生の時は油絵を描いていたので、公募展の締切があった。
 100号(人間一人くらいは屈めば実寸で入る)とかのクソでか絵をぽんぽん遠方へ運べもしないので、近場の公募で出せる機会はレアである。
 地域のおじいちゃんおばあちゃんが見てくれる。
 あと身内と友達。
 けっこう楽しいよ。
 物質的な作品をつくる人は、地域密着の公募展、出してみるとちょっと愉快な気持ちになれるのでお勧め。
 市とかがしれっと公募展のお知らせみたいなのを出してるのでゲットして下さい。
 500円とかで、出せたりする。
 おじいちゃんおばあちゃんとかが老後の趣味でやってる中に混ざると、若人はチヤホヤされてなんか楽しいよ。
 厳しい意見なんて言う人居ないしね。
 金はないけど、作品はあるよって人にはいい。
 そもそも若い絵描きで向上心のある人はもっとでかい、都心の方の展示とかに出すのかな?よくわからない。
 出展料も高いし、運ぶの大変だし、郵送ですら大変。
 昔にやろうと思ったけど、それよりその金でキャンバスでかいのもう一枚買えるな~となってしまってやめた。
 自力で外に向かうの、向いてないのかも知れない。
 なら、他力に乗っかるのだ。
 参加する時は、そこまで考えて無かったが、そういうもんなのかも知れない。
 自分でできないことは他人の船に乗っかっちゃうのって一つの手なのかも。
 

 
 


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