見出し画像

1-2 【ここが売上を左右する】文言選び ポイントとコツ

( 2024年2月29日更新 )

こんにちは。

手書きPOP職人サモエドです(^^)
8年以上、POPを書く仕事をしていました。

前回の記事では、基本準備である、
台紙とペンの種類について説明しました。


初心者の方にも「手書きPOPで売上伸長!」を体感していただきたく執筆しています。




サモエドのプロフィールもぜひご覧ください!



本記事では、
売上の要となる「文言選び」についてお話しします。


初めのうちはなかなか思い付かないと思いますが、作業を繰り返していくうちにポンポンと浮かぶようになりますよ(^^)


商品の選定

文言を考える前に、
先に商品の選定についてお話しします。


商品の選定とは、
「どの商品のPOPを書こうかな〜_φ(・_・」と、
手書きPOPを書く商品を選ぶことです。

みなさんの店舗では、
何十点〜何千点という商品を扱っていると思います。

その中から今月(あるいは今週)、
売り出したい商品、
在庫を捌きたい商品、
すでに好調でさらに売上げたい商品、
あまり売れなく困っている商品
・・・などを選びます。


もしくは「これならなんとなく書けるかも」といった、自分が書きやすい商品でも良いです。

まずは1点、商品を選んでください。

文言選び

商品の選定で、POPを書く商品が決まりました。

商品は決まったけれど、
「一体何をどう書けば良いのさ?」と思いますよね。

ここでは「何を」の部分についてお話しします。

どう書くか」については1-4のフォーマットに関する記事でご説明します。

フォーマットはシンプルなので、誰でもすぐに真似できちゃいますよ(^^)


実例

それでは、実例を交えて説明していきます。

商品の選定で、ガルボチョコを選んでみました。

( 出典元:明治ガルボチョコ )


次に、商品の下調べをします。 
商品の下調べとは、商品のホームページや口コミサイトで情報を検索することです。

商品の下調べで目についた情報が以下。

・便利なチャック付きパウチなら!
保存できるから、食べたいときに食べたい量だけ
・携帯に便利

出典元:明治

※ サイトから引用する場合は、出典元を明記するなど、著作権侵害にならないよう注意してください


これを得て、以下のキーワードを元にPOPを作ってみようと思います。

チャック付きで保存も可能だけれど、
おいしくて一気に食べてしまう。
一気に食べてしまうほど美味しい。
計画的に食べられる人は携帯に便利なチャック付きを。


まずは一発目の完成です。


本来は手書きが望ましいのですが、noteの記事においてはCanvaで作成したものを使用します。


どうでしょう?意外と簡単にできましたね。
これくらい簡単でいいんです(^^)

実際に書いてみて、一歩踏み出すことが大事です。

個人的には、凝りすぎないことも大事だと思います。

あれもこれもと手を加えたくなるのですが、
仕上がりは大体でokです!
まずはとにかく売り場に出しましょう!!


経験談

POPは、最初から完璧である必要はありません(^^)

私も過去に何百枚も失敗作を出してきました。

たとえ完成度が40%だとしても、
まずはとにかく書いて店頭に出す
そしてお客様の反応を見るようにしていました。


POPを付ける前より、
2、3個多く売れているけれど
まだまだ弱いな・・・
次は別の文言に変えてみよう!と
試行錯誤することが重要なんです。


この過程で、自店のお客様に刺さる文言が分かるようになりました。


POPを書く→文言の修正をする→お客様に刺さる文言を見つける、という作業を繰り返していくうちに、気付けばPOPの精度が高くなっています。


私はこの方法で、POPでの売上を最低でも1.5倍にしてきました。


もう一つ、知っていてほしいことがあります。
それは、お客様の目に留まる文言にはポイントがある、ということです。

自分が商品の下調べをしているときに、
次のような感想を持った情報こそが、
お客様の目に留まる文言です。

「 へえ〜! 」

「 知らなかった! 」

「 良さそう( 使いやすそう・治りそう・試してみたい ) など」

上記はほんの一例ですが、
このような情報を元に書いた商品は、
特によく動くんです。

なので、あなたが商品情報を調べる中で、上記のように思った文言があれば、それをメモしてPOP作成に活かしてください(^^)

そこが、売れるPOPのポイントです!

まとめ

まずは書きやすい商品から始めてみる

「下調べ〜修正」を繰り返して、
お客様の目に留まる文言を見つける

上手く書けなくてもok 失敗してもok
最初からできる人なんていません(^^)

まずは1枚書いて、店頭に出してみよう!


ここまできたらあともう少しです!

売れる手書きPOP」が書けたら、
売上が上がる!
商品知識に強くなる!
接客をしなくてもいい!

あと少し、一緒にがんばりましょう(^_^*)

次の記事では、
POP台紙への書き方(フォーマット)についてご説明します。




よろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?