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"緑の魔術師"の果てなき夢

英国のエリザベスII世女王陛下より

「あなたは緑の魔法使いね」

とお言葉を賜った  庭園デザイナーである
石原 和幸さんをご存知ですか?
エリザベスII世女王陛下に日本人で最もお会いし愛された方である。

先日、石原氏がデザイン・設計された恵比寿ガーデンプレイスのお膝下にあるウェスティンホテル東京にて開催された講演会に参加してきました。
生け花や盆栽等の知識も皆無の私にとって、『石原和幸氏』がどのような経歴をもち、歩んでこられたかも知る術もなく、友人に誘われて参加したのですが、

世界で一流になる人は違う❗️

と感じさせていただきました。「タケシ軍団」からも声がかかったと言われるほどの饒舌な話っぷりで観衆の笑いを取りながらも、世界で頂点に立つということの凄さを感じました。
まずは公式HPから

付け加えて講演会で語られたプロフィールをご紹介します。
これからお話する内容は営業のプロとしての考え方や秘訣が垣間見れるものかと思います。
尚、講演会でお聞きした内容ゆえ不確かな部分もあるかもしれませんが、参考として捉えてください。

・1958年 長崎県三原市生まれ(被爆2世)
お父様が広大な土地で酪農をしていたが、事情により花の栽培をすることになる。
お父さんの手伝いになればと考え、22歳の時に池坊に入門。
当時は会社勤めをしていたが、花の魅力に取り憑かれ路上販売をしていた花屋の店主に頼みこみ、花の道に入る。
・最初に花屋の店主から言われたのは

"さかきを200円で仕入れて200円で売る"こと

"そんなバカな!利益がなくてどうするんだ!"
と思い、店主に尋ねると、"200円のさかきを二つもしくは三つにして売れ!"

二つ、三つに割くと小ぶりになってしまう。これをどうやって補うかを考えた。路上販売はいかにお客さんを捕まえるかが問題だから、最初は声を張り上げて呼び込みをしていた。"うるさい!"と言われ、お客さんを褒めることから再スタート
(営業マン必須アイテム)
そこで

"花を売るのではなく、自分を売る"

ということに気付く。
・24歳で独立。自販機の側で売ることを思い付き、全国に展開。バブル期だったので、あれやこれやと事業を広げ、バブルの崩壊とともに背負った借金は8億。
・29歳の時に転機が訪れる。
知り合いの会社社長から10万円で庭園を作ってくれと頼まれる。庭園は作ったことがなかったが、背に腹はかえられぬ思いで引き受け、一人で製作。独特な感性と捉えられ、親族の新築の家の庭園も任される。
これが、庭園デザイナーとならしめたキッカケとなった。それから事業を拡大していき、いよいよ世界に目を向けた時に知ったのが
英国の庭園コンテスト

英国チェルシーフラワーショー

である。
・2004年のチェルシー大会に参加の意向を伝え、参加が叶う。(本来、簡単に参加できるものではなかったが、実際に施工してきた庭園の写真を送り許可が出た模様)
持参したお金は経費で消えてしまい、庭園の材料を確保することができなかったので他の参加国から分けていただいたり、ゴミとして捨てられていた材料で製作。 

まさかの  「ゴールドメダル」❗️

だったそうです。その後、
2006年から14年間で世界のフラワーショーで28個ものメダルを賜るまでになったのです。

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