妊娠・出産レポ⑨産後の入院生活後編:母乳へのみちのりと、入院生活で持ってきてよかったもの
こんにちは、みはらです。
今回は産後の入院生活の後編について書いてみたいと思います。
前編はこちら
今回は、入院中印象に残ったことや大変だったこと、
母乳育児へのみちのりや持ってきてよかったものなどサクッと書き留めているので
どなたかの参考になればうれしいです。
入院生活3日目:お尻の痛みと母乳育児へのみちのり
産後3日経ってもまだ会陰切開の傷が痛むお尻。
お尻がつっぱる感じがしてなかなか便も出せず、便秘気味に。
この時ちょうど入院中の診察があったので先生に相談すると、
「じゃあ抜糸しよか」と言われ、あれよあれよとぶちぶち抜糸してもらいました。
3日で糸抜いていいの!?と思ったけど、それくらいで傷はだいぶふさがってるみたいですね。
抜糸してもらってから、むむっと力むことができるようになって
排便が可能になりました…!(汚い話ですみません…)
ただお尻を髪で拭くのが地味に痛かったので、
産後1カ月ほどは毎度ウォシュレットを使ってました。。
さて、入院生活も中盤。
母乳育児にこだわりはないものの、私のおっぱいが徐々に張ってきたので
出せるものなら出したい…!吸ってくれ…!という気持ちでした。
ただ、やっぱりまだ小さいお口ではうまく吸えず。
手絞りで搾乳すると1回に20~30CCくらいは母乳が出るので
3時間ごとに搾乳をして、
それを哺乳瓶に入れて飲ませる…というスタイルをとることにしました。
まさにおっぱい工場。
ちなみに退院後も1カ月くらいはこのスタイルで、
おっぱい吸わせる練習を5分くらいやった後は、
搾乳かミルクを哺乳瓶であげていました。
3時間おきに搾乳をすることで母乳の分泌は止めずに済んだのがよかったのか、
母乳の出は良いみたいで、4カ月になった今は直接おっぱいから母乳をあげています。
そして、この日の夜には御祝膳としてステーキが出ました^^
ここの産院を選んだ理由の一つがおいしい食事だったのですが、
この御祝膳に限らず、毎食本当においしかったのが印象的です。
出産直後の夜と、1回だけ出た納豆以外は全て完食しました…!
また、この入院中に
沐浴指導や調乳指導なんかも受けました。
あと、産院のサービスで赤ちゃんとの写真撮影や
アロママッサージなんかも受けることができたので
産後のぼろぼろな身体をかなり癒してもらいました…。
この点に関しては個人のクリニックにして良かった…。
入院生活4日目:夜の母子同室生活
この頃には少し身体も心も落ち着いてきて、
退院後の生活について考える余裕も出てきました。
今のうちに…と、通販で必要なものを買い足したり、
産育休の手続き書類を整理したり(病院で医師のサインが必要なので)
家事や育児の分担について計画を立てていました。
私の場合、実母がすでに亡くなっていて実父も頼りになる人ではないので実家には頼れず、
基本は夫と私の2人で何とかするしかなかったのですが、
産後1か月だけ義母に来てもらってサポートをお願いしていました。
とにかく私はおっぱい工場と化して、
2~3時間おきに搾乳をして冷蔵庫に保存。(半日くらいなら大丈夫らしい。)
その搾乳している間に、義母に哺乳瓶で搾乳かミルクをあげてもらう、という感じ。
家事は夫がある程度できる人なので、夫と義母にほぼ任せて、
私は子どものお世話に専念することにしました。
特に夜は夫と義母は別室でゆっくり休んでもらうため、私と子どもの二人きり。
夜は完全ワンオペなのでそこに全力投球することにしました。
また、退院後の生活については別途書こうと思います。
ただ、新生児との夜はやっぱり過酷…。
ちょうどこの日からできる限り夜間も母子同室で頑張ろうと試みたんですが、
3時間おきの授乳だからと3時間眠れるわけでは決してないんですよね。
そもそも3時間経っても寝ているので、無理やり起こして飲ませるのですが、
それはそれで大変で…飲ませるだけで1時間くらいかかるなんてのもザラ。
そして授乳してやっと落ち着いた…と思ったら1~2時間ですぐ泣きはじめます…。
でもまだ1時間しか経ってないから授乳できず(あまり早いと吐き戻す)
あと1時間どう対処すべきか分からず抱っこしまま
暗闇で途方に暮れる…なんてことを繰り返す夜でした…
産後で一睡もできないのでさすがに辛く、
夜中2時ごろにギブアップして、助産師さんに預けてこの夜は休むことに。
今思えば、退院後同じような夜を幾度となく過ごすのだから
もっと割り切って夜は預ければよかった…。
ただ、搾乳は続けないと母乳が出なくなってしまうので
3時間おきに私が起こされて、搾乳はしていました。
入院生活5日目:退院
入院生活5日目でいよいよ退院です。
朝にまた診察を受けます。
その時、先生に「育児に正解はないからね」と言われたのが印象的でした。
いま4カ月経ちましたが、本当にまさしくそうで、
毎日これでいいのかな、大丈夫かな、と不安に思うことだらけですが
結局決めるのは私と子ども、なんだなと思います。
私がこうしたいと思う方、
子どもが機嫌よくなる方、を色々試行錯誤していくものなんだなと
日々感じています。
診察が終われば、もうすぐにベッドを空けなきゃいけないのでそそくさと退院。
ここで初めて新品の肌着を着せます。
(これまでは病院の肌着を着せてもらってました)
ベビードレスなんかを用意する人もいるようですが、
うちは短肌着とコンビ肌着、やわらかいおくるみに包んで抱っこしての退院でした。
退院時はわりとあっさり。
タイミング的にみなさん朝礼とかもあったのか、
お見送りとかもなくさよならーと一言行ってあっさり退院しました。
車で夫と義母に迎えに来てもらって、家までは自動車移動。
はじめてのチャイルドシートに悪戦苦闘したのもいい思い出です。
入院生活で持ってきてよかったもの、追加でもってきたもの
ここでは、産後の入院生活で持ってきてよかったものや
追加で夫にもってきてもらったものをまとめておきます。
①開きのワンピースパジャマ
入院中はずっと前開きのワンピースパジャマでした。
なんなら退院しても1カ月くらいは外にも出られなかったので
ずっとこのパジャマ着ていた…。
病院にコインランドリーもあったのですが私は使う気力がなかったので…
夫に2度ほど洗濯してきてもらいました。
なので、できれば洗い替え含め2~3着はあった方がいいです。
②生理用ナプキン
産後しばらく生理の時のような悪露が出るので、ナプキンは必須です。
ただ、会陰切開の傷にさわるので、
サラサラタイプよりも、敏感肌にやさしいふわふわタイプがおすすめ。
ちなみに産褥ショーツは出産の時しか使わず、
あとは生理用ショーツで過ごしていました。
③暇つぶし用の本
母子同室とはいえ、日中はほぼ寝てばかりの赤ちゃん。
かといってテレビつけると起こしてしまいそうだし、
静かに過ごす時間が結構多かったです。
SNS見たり、家族や友人に連絡とってることが多かったけど、
暇つぶし用の本があると良いかなと思います。
私は退院後ゆっくり読む時間ないかなと思って
育児書とか、育児エッセイとか読んでました。
④爪切り
5日間の入院生活で微妙に伸びる私の爪…。
赤ちゃんの爪もすぐ伸びるので、助産師さんに切り方教えて切ってたんですが、
私の爪は誰も切ってくれないので…
後から夫に爪切り持ってきてもらいました。
ちなみに、妊娠中お腹が大きくて足の爪切るの大変だったんですが、
産後もすぐお腹が戻るわけではなくこの時点でもまだぽっこり。
さらに、足腰の痛みで背中が曲げられなかったので、
足の爪切るのはまだまだ大変でした…。
⑤乳首保護のラノリンクリーム
最初のうちはほんと乳首切れまくります…。
私も赤ちゃんもおっぱい咥えるのに慣れていなくて、
しょっちゅう乳首切れてました…。
でも早めにこのラノリンクリームとやらを塗っておくと
乳首を守ってくれて、かなり痛みが和らいだので
特に授乳初期は必須アイテムでした。
⑥電動搾乳機
なにより、一番役立ったのはこれ!
母乳どこまで出るか分からなかったけど一応買って家に置いてありました。
入院中はいらんかなと思っていたんですが、
先ほど書いた通り入院生活3日目くらいから手絞りでそこそこ母乳が出始めたので
搾乳した母乳を哺乳瓶であげることに。
最初のうちは手絞りで搾乳していたんですが、
これがなかなか難しく…
助産師さんはコツをつかんでいらっしゃるのかぷしゅーぷしゅーと絞ってくれるんですが、
私が自分で絞るとなかなかうまくいかなくて、
先に手指が疲れてしまう状態でした。
搾乳も母乳の分泌を止めないように3時間おきにしていたのですが、
夜な夜なナースコールして助産師さんにおっぱい絞ってもらうのはほんと申し訳なくて…。
そんな時、そういや家に搾乳機あったなと思いだし、
夫に持ってきてもらうことに。
自分で絞れるようになったので、搾乳が格段に楽になりました…!
電動搾乳機、ばんざい…!
ちなみにこの電動搾乳機、
最初うまく作動しなくて困っていたところ、
助産師さんが自分のおっぱいを使って試運転してくれて
無事うまく使えることができました…!
あの日身体を張って電動搾乳機の使い方を教えてくれた助産師さんに
心から感謝しています…!本当にありがとうございました…!
おわりに
さて、いかがだったでしょうか。
ようやく妊娠・出産・入院生活のレポを書き終えた…!長かった…!
お付き合いいただいた方、途中の1本でも見てくださった方、
ありがとうございました!
ここからはやっと赤ちゃんとの生活について書けていけたらいいなと思います。
ではでは~
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