はじめまして

自分は学生時代にブログやSNSをみんな当たり前のようにやっていて、知り合い同士で繋がり、ちょっとした内輪ノリでわいわいやるのがインターネットと思っていました。
あくまで顔見知りと顔を合わせずに繋がるツールとしてのインターネットであって、まさか顔見知りでない人と繋がるなんてありえんという認識でした。
現に今もインスタやTwitter(Xか)は知り合いしかいないし、鍵もかけています。

そんな自分がインターネットの面白さというかドキドキした経験があります。
それは、内輪でしかやっていなかったアメーバブログで、なんとかバトンっていう記事が流行ったんですね。いわゆるチェーンメールみたいなやつで記事内で名指しされたひとは自分の記事を同じように書かなきゃいけないみたいなやつです。なんか一丁前に小学生のときにやってましたね。
自己紹介とか他己紹介含めた記事みたいなやつで、内容はほとんど覚えてないんですけど、そこで初めて赤の他人と繋がりました。
今で言うフォロワー(アメンバーで言っていたような気がします。)は自分の顔見知りしかいない状況でしたが、なんでかわかりませんかその中に全く赤の他人がいたのです。しかも主婦。
たしかプロフィール画像がハムスターとかでかわいいからみたいな理由でフォローしたらフォローが返ってきて謎の相互フォロー関係みたいになっていたのです。
当時まだ自分は小学生でインターネットでの他人との距離感みたいなのがバグっていたので、友達からうけたバトン記事をなぜかその人(ハムスターさん)に名指してバトンパスしたんです。
そうしたらハムスターさんはすごくいい人で、小学生の意味わからないバトンを律儀に受け取ってくれたのです。『〇〇ちゃんからバトンを受け取ったので記事にしますね〜!こんなに歳が離れているだろう子から指名されて嬉しいです!』みたいなことを書いてくれてました。今思うといい人すぎてウケます。
それからもう20年ぐらい経ちます。いまハムスターさんは一体何歳で何をしているのでしょうか。
そんな初めてのインターネットでの他人との接触はわりといい思い出となっております。

その後、yahoo知恵袋での回答でさえも、匿名での自分の発言に顔も知らない誰かが反応してくれている状況というのにときめきを覚えていました。
SNSでの発言に対する友人のコメントももちろん嬉しいものですが、匿名性が高いツールにおいての反応はよりワクワク感を感じます。露出狂ってこんな気持ちなのかな。

社会人になって早数年、会社と家の往復で特段趣味も推しもおらず、なんのために生きてるのかわからねぇな!みたいな気持ちになっていました。
少しでも小学生の頃の生のインターネットに触れた時のときめきをもう一度、と思い20年ぶりにブログを始めてみました。
どうぞよろしくお願いします。



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