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あたらしいもの好きは、ぜひ”視点探し”にトライ。それもまた新しい。

昨日はランチを楽しみに、家族とドライビング。定期的に良く行ったレストランだが機会を見逃していた。ざっと30分程で着くはずだが、予期せぬ車列が”こわい”。大通りから外れてショートカットを期待するも、一本道に来たところで車の赤ランプが列をなす。「今日はみんな、私の目的地と一緒なのだろうか」。不思議な不安感を払拭するため、先日作った音楽CDを掛けた。こういうときこそ、時間をかけてアーティストと向き合える。また違った視点で音楽を楽しめる。

目的地についたが、駐車場の空き状況は20%程度というところか。私の不安感などどうでも良かったというところで、話を変えよう。


”Horizon”、私が好きな英語のキーワードでもある。意味は「地平線、水平線、視点、視界」だ。中学校での英語の教科書等に良く出てきた記憶がある。私の好きなアーティストの中にも”New horizon”という楽曲を提供している。新しい視点、新しい展望ということはキーワードとして悪い気はしない。

また、「ホライズン」という発音の中には「ホ」の息を吐くような軽い音、「ズン」の重量感ある濁音が対比しているようで、響きにバランスが取れているように感じる。曲作りに携わる人達は、言葉の意味や”音”そのものの聴こえ方もこだわって楽曲を製作している。”韻を踏む”なども音の聴こえ方が似た音でリズムを作り、いわゆる”ノリ”という躍動感を出していると言える。私達が心地良く聴けたりするのには”何かがある”ということを、視点を変えて捉えてみるということだ。

New horizonに掛けるわけでもないが、新しい視点とは何気なく日常を過ごす中で些細な行動の中で見えてくると感じる。日々新しいものを生み出す世界で、古くなるものは淘汰されていく現代。私達自身は常に情報を取り入れていく必要性を感じて焦ることもあると思う。けれど、新しい視点は今自分の身の周りで普段使い慣れたモノ・コトにも深く閉じ込められている。”深く堀りさげてみる”。”視点を変える仕草を知る”ことを意識してみても良いのではないだろうか。私にとって普段の音楽の聴き方がそれ。映画の視方がそれ。流行や新しい作品も好きだが、一度観た作品を2回も3回も観ることはそれである。

普段、妻から「そんなこと考えてたんだ」と呟かれたりする。それもまた、妻が感じた新たな視点である。幼稚な感情表現だと今まで思われていたのも、私がランチを食べるときに「美味しい」の連発なのが要因だろう。何事も”程度が大切”だということで。

最後は私が大好きな3分間のBGMを紹介。タイトル「釣り人の視点」、雰囲気が湧いてくるだろうか。


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