112.「日本一のキレイな土下座ができる」と言える上司のこと
おはようございます。今日もこの記事を読みいただきありがとうございます。
誰でも、仕事で「自分は役に立っているのか」と不安になることがあると思う。
ポストが上がっても、やはり同じ。
そういう不安(使命感)があるから、
良い緊張感が保てるとも言える。
例えば、上層部になれば「現場に口を挟みすぎる
のは良くない(権限委譲した方がいい)」と
いう考えもある
(私も上の方にあまり口を挟んで欲しくない1人)。
なので、ポストが上がっても、存在感を発揮できてるかという不安はあるはず。
ここ数年、私のエリア統括をしてくれた上司のこと。
時にはチームを鼓舞する厳しさめあったが、
基本スタンスは“全て任せた!”というものだ
その上司があるお客さまとのトラブルの際、
言った言葉
『ワシは日本一きれいな土下座が出来る。
いざという時、お詫びに行くことだけが仕事。
だから困った時はなんでも言え〜よ』
ユーモアたっぷりにこんな言葉を口にする。
言うまでもないが、上司は、様々な経験があり
知見もある。だから、口を挟もうと思えば
いくらでも挟める。
だけど、あえて我慢して任せてくれる。
きっと上司から見たら60点しかできてない
かもしれない。それでも任せてくれる。
そして部下が気づくことを待つ胆力がある。
最後に困ったときの為に、こんな言葉が出る。
若い頃は、上司も一緒にピッチに立ってほしい、
具体的な指示を出してくれたら良いのに…と
思ったこともあった
(自分が未熟だったんだなぁと思う)。
今は、こういう風に、信頼して任せてくれてる、
もし困ったらどこでも行くぞ!というスタンスが
本当に有難いし、先輩としてとても尊敬できる。
上司は今までに私になかったものを気づかせて
くれた恩師だ。
一回り大きくなるキッカケを与えてくれて
ありがとうございました。
#これから大きくなります笑
銀行という職場は、年齢やポストに限らず、
色んな“先生”に巡り会えるいい仕事、いい職場。
そう感じたっていう話でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。