ホームヘルプサービスを利用するのは難しい。

こんな日に限って、auは電波障害を起こしている。
公衆電話も何故か繋がらないけれど、それは相手方の設定によるものかもしれない。

しばらくホームヘルプサービスを利用してきて、不快に思うことがあった。

ゴミ箱の中を過度に見られるのが嫌だった。
どんな場面かは覚えていない。
ヘルパーがゴミ箱の中を見て、「これ食べたんだね」とか、「これなんの容器?」とか聞いてきたことは覚えている。
それだけでも十分不快なんだけど。

先月、「この人は人のものを勝手に触る節があるな」と思ったから、敢えて角の立たないように、冷蔵庫の中のものに「触らないでください」と書いた付箋を貼った。
本当に触ってほしくないものをパックにまとめて、その上に付箋を貼った。

初めは気付いて、「触らないでほしいんだね」とヘルパーは口に出していた。

次に来た時、ちょんと触った。

今日、家族の形見のぬいぐるみを洗濯しようとした。
触られたくないから、自分でやった。
近づいてきたから、「これは形見なんです」と精一杯、言葉を振り絞った。
やっぱり、この人は勝手に触ってきた。
人の形見を触れるってどういう神経?と腹が立ってきた。

段々、意識が遠のいてきた。
解離性昏迷か、人格交代の手前かは分からない。
とにかく、物静かになって、表情が消えていく感覚があった。

このヘルパーには直接言わないで、施設長に電話しようかとも考えた。
その方がヘルパーにとって痛い思いかなと思った。
でも、結構助かってきたこともあるから、直接言おうと判断した。

1.人の形見に触らないでほしい
2.部屋にある私の物に、許可なく触らないでほしい
3.ゴミ箱を漁らないでほしい

この3つを淡々と伝えた。

ヘルパーは謝っていた。
そして、言って大丈夫だから、嫌なことは言ってほしいと言ってきた。

言えたらとっくに言ってるわと思って、カチンときた。
「私は嫌なことが言えないから、今まで何度も暴れてきたんです。そういう病気です。警察のお世話にもなったことがあります。」と伝えた。

私が通院している心療内科が書いた診断書を毎年、ホームヘルプサービス更新手続きの際に提出しているけれど、そこには解離性障害のことは書かれていないと思う。
それに、このヘルパーはあらゆる知識が少ないと思う。
大学である程度学んで、福祉の現場で働いてきた私から見ると、ただ手伝いに来てくれている近所のおばちゃんみたいな感じで、特に勉強していないことが分かる。

だから、この人に解離性障害の話なんてしたところで、話がこんがらがるだけだと思った。

ヘルパーは、「嫌なら利用をやめてもいい」と伝えてきた。
警察というワードに怯えたんだろうか。
確かに、この密室で何が起こるか分からないのは怖いと思う。

ヘルパーが帰ってすぐ、私は近所の公衆電話に早歩きで向かった。
こんな時にauが電波障害を起こしていて、携帯としての機能が使えない。
だから、公衆電話に向かった。

このヘルパーが施設長に伝える前に、私から施設長に電話して今回のことを伝えようと思った。
でも、公衆電話は繋がらなかった。
市内局番から始まる方の電話番号も、いつだか登録しておいた携帯番号も繋がらない。
先にヘルパーが施設長電話しているからなのか、向こうが公衆電話からの電話を受け付けないように設定しているのか、auの電波障害が関係しているのか(NTTだから関係ないと思うし、Twitterで検索してもヒットしない)、分からない。

こうやって文章に起こしてみると、ヘルパーは全く信用に値しない人間に思えてきた。

仕事であろうがなかろうが、一般的な感覚では人の物に許可なく触らないと思うし、形見なんてもっと触れないものだと思うの。

またヘルパー探すの面倒だなと思って目を背けてきた。
どうしようかな。
今のヘルパーに来てもらってる間に新しいヘルパー探すか、ヘルパーサービスを解除してから新しいヘルパーを探すか。

とにかく、電話を使えないのがキツい。
これじゃあ、訪問看護にも電話ができない。
また公衆電話まで歩くのか。

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