無表情な私の内訳

エヴァはきょうだいが見てるのをたまに一緒に見るくらいで詳しくはないけど、アスカかレイならレイです。


こんな時、どんな顔をすればいいか分らないの 
そうやって言える綾波が羨ましかった。

私はロボットみたいだと言われる。
そうハッキリ言われたわけではないけど、遠回しに。

多くの人は表情を大事な情報源にしている。
それは私もそう。

だから、自分のアウトプットの悪さが嫌いでコンプレックス。
私だってノンバーバルな表現が豊かな人間でありたい。
人に気を遣わせたり不快な思いをさせて申し訳ないな、と自分の不甲斐なさに涙が出る。

でも、生まれた時からずっとこうではない。
子どもの頃は天真爛漫で明るいタイプだった。
小学生になったら、グループ作って固まって、ねぇ男子ー💢って怒ってたタイプの女子。
昔そうだったんだよと人に話すと驚かれる。

以下、時系列バラバラなエピソードたち。
こころの話とか苦手な人はYahoo!JAPANへどうぞ。

▽小学校時代
大きくなって周りが見えるようになってきたから不適応を起こし始めた(自閉症スペクトラム)のか、ちょうど暴力をふるわれるようになって愛着に傷がついた(反応性愛着障害、後天的自閉あたり)のかなんなのかは分からない。

▽実家に住んでいた時もある高校時代の話
発達障害の有名な専門医にまで診てもらっても先天的な自閉か養育的な問題か分からないと言われるから、分からないような生育環境と特性の出方なんだと思う。
実際、感覚過敏治ったし(発達障害じゃなくても感覚過敏にはなりうる)。
そして、それを出身大学の先生(ADHDの研究してる)に卒業後話すと、「やっぱりな」と言われる。
ちなみにその先生はADHDです。

▽現在
今の病院からは、発達障害じゃなくて育て方の問題(精神的虐待、身体的虐待、ネグレクトを原因とした愛着のハンデや複数の人格の出現)ってハッキリ言われているけど、どうなんだろうなぁ。
精神科医って必ずしも事実を言うわけじゃないし。
ちなみに、この病院には母も通っている。
つまり、私の主治医は私も母も診てる。

▽大学卒業後から
でも、あんまり勉強していない人たち(福祉関係、知人)からは自閉なんじゃない?とすぐ言われる。
発達障害流行ってますなというのがひとつめの感想。
ふたつめは、この人は知識も臨床経験から得た情報も少ないんだろうなぁという感想。
みっつめの感想は、衝動性強いね?

▽高校〜大学時代
逆に、診断済みの自閉さんたちからは「○○ちゃん(私)は私たちとはちょっと違うと思う(自閉の当事者会にて)」とか「○○さん(私)は特性の自覚があるから不思議(基本的に、自閉だと自覚がないのも特性だからということなんだと思う)」と言われてしまう。
自閉症者に言われると「本当にそう思っているから言ってるんだろうな」と説得力がある。
自閉の当事者会の代表からはスーザンフォワードの毒になる親という本を本気で心配されながら渡された。

そして、当の私も自閉について調べたり、当事者に何人会ってもピンと来ないし分からない。

愛着障害の本は読み進めるのが辛いくらいピンとくるし、解離の本は私の説明書かな?と思うくらいわかる。

母は発達障害の親の会に長く通っている。
自分のせいじゃなくて発達障害の娘が悪いという正当性がほしい様子。
でも実際に通って、自分の話はあまりできなくなったと言っていた。
私は地元を離れて一人暮らしして大学をストレートで卒業したのだけど、そんな話は到底できる空気ではないらしい。
それでも娘が発達障害であってほしいし自分の育てかたのせいだとは絶対認めたくないので、発達障害のグレーゾーンと最近親から呼ばれています。
ということで親の中で私は発達障害者ということになっています。

結局、私は何者なんだろうね。
分からないが答えなんだから、野暮な話だけど。
でもいつか私にも居場所が見つかるといいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?