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昔は底辺でも今〇〇!?

私には誇れる経歴なんて何一つない
私は " 低学歴母子家庭の団地育ち "

シングルの方や、団地育ちと一言でいっても生活水準が同じとは一概には言えませんが、同じ団地に住んでいた住民たちは、生活保護を受けているもしくは母子家庭、あとは外国人の方達もたくさん住んでいた。

みなさんご存知ですか?
団地に住むには抽選に当たるという運が1番大事なこと
あとは簡単に言えば収入が少なければ優先的に入居ができます

家賃は世帯収入によって変わり
月会費の2,500円を払えない...という人がほとんど。

月会費の集金が当番で回ってくるため
同じ階の人たちの家にピンポンをしに行くと、
「あ、ごめん今2,500円ないからまた今度来てもらっていい?」

いい大人が2,500円を持ち合わせていないなんて…
今考えれば恐ろしい生活水準の低さ。
しかしその水準が私の住んでいた地域では当たり前でした。

あったかいご飯を両親とテーブルを囲みながら和気藹々と食べる
そんな当たり前のような日常いわゆる" 家族団欒 "とはアニメの世界だと思っていた。

誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントを貰った記憶...1度だけあったっけ?
狭い家から夢だけを見てた幼少期

人間は自分の生活に満足していないと捻くれてしまいますよね
最初は羨ましいと思う気持ちがいつしか妬みや嫉みに変わってしまう
他人と比べて自分が劣っていると感じ、そしてその現状を認めたくない

今の若者もSNSを見ながらあの時私が思っていたことと同じことを思っているはず。

ゆうて私もがっつり若者ですが、気持ちはとても理解できる
でもそう思うならSNSはやめたらいいし、気疲れする付き合いなんて切ればいいのでは…と私は思う

それがなかなか許されないのが底辺スラム地域
日々 ”しがらみ” に支配される生活
世間からの目も冷たい上に、身内で足の引っ張り合い
今となれば過去に感謝!と言えるのは脱出に成功したからだと思います

あの街から抜けるのは簡単ではなく
実際、私の周りにあの地元から抜け出して
” 自立して” 生活をしている人はいません。

そして私もまだまだ叶えたい夢はたくさんあります
育ちも悪い上に一般社会では学歴もない。そんな何も持ってない私が、幼い頃に得た知恵と工夫と5ミリぐらいの才能と強運でやっとここまで来ました

そんな話を最近友人に語っていたら「その這い上がりストーリー面白い。どこかに公開しなよ!」と言ってもらったので、今この生活ができるまでの話が書けたらと思います。

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