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切り替えの遅い児童に対して

クラスの中で、どうしても切り替えが遅い人がいます。早く準備しなさい。これでは〇〇しなさいと言う、死人テストと同じで、他の言い方をする必要があります。

例えば、帰りの会。ダラダラと準備をする子供に皆さんはどう声掛けをしますか?

私のクラスでは、さようならは、机と椅子が整った列からさようならをするようにしています。

子供に急がせる理由を作らせるのです。
そうすれば、自ずと子供は急いで準備をするようになります。早く帰りたい、そう思って急いできれいに椅子や机を並べます。

机を並べる時にも、明確な基準が必要です。
私の教室ではますねがついているので、縦横3本ずつあげなさいといつも言っています。

少しでもずれていたら、指摘します。
うーん、まだなんかちょっとずれてる気がするなぁ…あれなんか〇〇さんのところにプリントが落ちてるよ?
机の上、散らかっている人いるなぁ…
そう呼びかけて、どんどん急がせます。

慣れてくると、たった数秒で机も椅子も整頓された状態で、子供たちは玄関に向かうことができます。

切り替えるためにも急がせるいう作りが必要だと思っています。

【立つ・座るも即時評価で】
立つ、座る、といった普通の行動も評価をする必要があると思っています。誰にでもできる事は誰よりも早くやる、これが私のモットーです。早くできた子には必ずご褒美をあげます。例えばノートに課題を書くときに、〇〇ページのここを書き写しなさい、先生より早くかけた人は3ポイント、一緒にかけた人は2ポイント、先生より遅かった人は1ポイント、鉛筆の先から煙が出る位、集中して早く書きましょう、といったような感じです。

このポイントと言うのは、後に話す、ノート、はなまる戦法につながってくるのですが、ポイントがたくさん溜まっている人は、しっかりと授業に参加している証拠になるので、授業の終わりに、10ポイント以上の人は自分のノートにAと書きなさいと自己評価をしてもらいます。

先生が評価をするのではなく、自分自身で自分のノートを評価する。そういう癖をつけていくとが、私は大切だと思っています。

また、ポイントではなく〇学生レベルという言葉もよく使っています。ダラダラと立っている人には、あなたは1年生レベルですね。やり直し。頭淡々とといいます。そうやって子供の行動に対して即時評価をすることで何がいけなかったのか、どうすればいいのかを子供自身に考えさせる癖をつけさせることができると考えています。

即時評価、それは後の通知表にも働き方改革としてつながっていくと考えているので、これからも大切に実践していきたいです。

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