ヒスタミンの原料となる必須アミノ酸ヒスチジン
こんにちは、ちょらです。
必須アミノ酸は体内で合成できないため、食事から摂取しなければいけません。
しかし9種類ある必須アミノ酸のうちヒスチジンだけは成人すると体内で合成できるようになります。
ただヒスチジンは成長や神経伝達に関わるため、子どもにも大人にも必要な成分です。
他にも紫外線のダメージから皮膚を守ったりなどの効果がありますが、一方でヒスタミンの原料となることも知られています。
ヒスタミンは神経伝達物質として働く一方で、アレルギー症状を引き起こすなどのデメリットも大きいです。
ヒスタミンについてはこちら⇩⇩で紹介していますから詳しく知りたい方はご覧ください。
今回はそんなヒスチジンについての効果をまとめました。
ヒスチジンの効果
ヒスチジンは発育に関わりのあるアミノ酸です。
また紫外線から皮膚を守ったり、体内でヒスタミンに変換されることで食欲抑制や脂肪燃焼、血圧低下による炎症軽減効果などがあります。
成長を促進させ、神経をサポートする効果
ヒスチジンは発育に欠かせない必須アミノ酸で、成長期に不足すると成長不良や神経障害などを引き起こします。
子供は食事から摂取することで成長促進や記憶力の向上につながります。
紫外線から皮膚を守り、肌の健康を維持する
ヒスチジンには抗酸化作用があり、これにより紫外線のダメージから肌を守り、シミやシワの発生を抑制します。
不足すると皮膚疾患へとつながります。
食欲抑制や脂肪燃焼効果
ヒスチジンは体内でヒスタミンに変換されることで、食欲抑制や脂肪を燃焼する働きがあります。
これはヒスタミンは神経伝達物質として働き、満腹中枢や交感神経に作用するためです。
血圧を下げ、慢性炎症を軽減する
ヒスタミンは血管を拡張させることで血圧を下げる効果があります。
これにより、慢性炎症を軽減させ痛みやストレスを緩和させてくれる効果があります。
ただ人によってはアレルギー症状を引き起こす可能性がありますから、血圧低下目的でのヒスチジン摂取は控えた方が良いです。
ヒスチジンを多く含む食材
ヒスチジンは必須アミノ酸ですからタンパク質を多く含む食材に含まれています。
特に、
カツオやマグロなどの魚介類
牛肉や鶏肉などの肉類
チェダーチーズやドライミルクなどの乳製品
に多く含まれています。
まとめ
ヒスチジンは発育や成長、神経機能に関わりのある必須アミノ酸
紫外線から肌を守る
体内でヒスタミンに変化されることで食欲抑制や脂肪燃焼に働く
ヒスタミンの効果により血圧を下げ、慢性炎症を軽減する
魚介類や肉類、乳製品に多く含まれる
それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!
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