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揚げ物と一緒に摂りたいビタミンB2


こんにちは、ちょらです。

以前糖質と一緒に摂ると良いビタミンとしてビタミンB1を紹介しました。
ビタミンB1は糖質の分解をしてくれる補酵素として働いてくれるので、ダイエッターは積極的に摂って欲しいとお伝えしましたね。

今回はその脂質バージョンです。
揚げ物が好きでよく食べる人には絶対とって欲しいビタミンのご紹介です。


脂質代謝をサポートするビタミンB2

ビタミンB2は三大栄養素である糖質やタンパク質、脂質の代謝に関わるビタミンです。
特にその中でも脂質の代謝と大きく関わりがあります。

経口摂取した脂質はリパーゼという消化酵素によって消化分解されエネルギーになりますが、この時にビタミンB2が必要です。

そのためビタミンB2が不足すると運動しても痩せにくい体質になってしまいます。
最近では「脂質を燃焼させるビタミン」なんて呼ばれていますね。


皮膚や爪、髪を美しく保つ

ビタミンB2の効果として皮膚や爪、髪を美しく保ってくれる事があげられます。
これはビタミンB2が
・抗酸化作用
・解毒作用
を持つからです。

抗酸化作用と言うとビタミンEが有名ですが、ビタミンB2は過酸化脂質を分解することによってビタミンEのサポートをしてくれます。
また、毒素の排出を促してくれることで肌トラブルを軽減してくれます。

このように細胞の再生や成長促進をしてくれることから「発育ビタミン」とも呼ばれています。

その他にもビタミンAのサポートをして目を健康に保つ効果も知られています。


ビタミンB2の摂取不足による症状

ビタミンB2は腸内細菌によって合成されると言われていますが、その量などは詳しく解明されていません。

欠乏症が設定されているくらいなので、食事からしっかりと摂取すべきでしょう。

ビタミンB2による欠乏症は次のとおりです。

  • 口内炎

  • 口角炎

  • 舌炎

  • 脂漏性皮膚炎

ビタミンB2の摂取が不足すると細胞の再生機能が低下し、肌トラブルが起きやすいです。
特に口周りの炎症が顕著になります。

また、脂肪分解機能も低下するので、皮膚が脂っこくなって脂漏性皮膚炎を引き起こす原因となります。


ビタミンB2を多く含む食材

ビタミンB2を多く含む食材として以下のものがあります。

動物性の食材であれば、レバーやハツ、うなぎ、カレイ、スズキ、鯛などの白身魚に多い傾向があります。
植物性の食材だと、のり、干ししいたけ、わかめ、ほうれん草、アーモンドなど。
また、牛乳や卵、納豆など普段の食事でもよく使う食材にも豊富に含まれています。


ビタミンB2の摂取注意点&まとめ

ビタミンB2は水溶性ビタミンですから基本的に過剰摂取しても体外に排出されるので問題はありません。

ただ効率良く摂取するための注意点がありますので最後に紹介しておきます。

アルコールはビタミンB2の吸収を阻害する

アルコールはビタミンB2の吸収を阻害することが知られています。
そのため、ビタミンB2を効率良く摂取するためにはアルコールと一緒に摂取するのは控えましょう。

ビタミンB2は比較的熱に強い

ビタミンは熱によって破壊されてしまうものが多いですが、ビタミンB2は比較的熱に強く、加熱調理しても問題ありません。
ただ水溶性ですから、水に溶け出しやすいです。
そのため、スープにして丸ごといただくか、電子レンジを活用すると栄養成分が損なわれにくいです。


ビタミンB2は脂質の代謝に大きく関わるので、痩せやすい体づくりには必要不可欠です。
特に揚げ物が好きでよく食べる人は相対的にビタミンB2不足になるので意識して摂りましょう。
また肌トラブルにも関与しているので積極的に摂取したいビタミンと言えます。


それではありがとうございました。

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