読解不能な恐怖の真相に迫る:雨穴著『変な絵』読書感想
前回読んだ『変な家』に続いて、『変な絵』読んでみました。
さっそく紹介していきます。
本の詳細
著者:雨穴
出版日:2022年10月20日
出版社:双葉社
あらすじ
目次
風に立つ女の絵
部屋を覆う、もやの絵
美術教師、最期の絵
文鳥を守る期の絵
感想
最初は独立した話かと思っていましたが、すべてが繋がっていて、後半は息を呑むような展開にゾクゾクしながら読み進めました。
すべてが絵で語られており、絵の意味がわかると、ゾッとするような怖さを感じました
心理カウンセラーが絵を見ながら「この絵にはこんな意味があるんですよ」と解説する場面がありました。私の絵も見る人によっては、私の心が透けて見えてしまうのでしょうか。絵で心がわかるというのは面白いなと思いました。
大切なものを守るために、人はどんなことでもしてしまうのでしょうか。母親であれば、子どものためにどんな犠牲も払ってしまうのかもしれませんね。
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