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【フランキーさんとわたし】No.12

フランキーさんは目新しいモノがダイスキ

ラウンジにたまに来る
マサミちゃんのお客様(男性です)
本業でもないのに
やたらに美容用品をセールス
そのたび

「あーらーそうなのね
では買いますわホホホー」

万からする商品でも数台お買いあげ
わたしも一緒にお買いあげ
もちろん1台だけ(笑)

マサミちゃんは 1週間
わたし1ヶ月
美顔器たち、いづこへ(笑)

そんなある日のお昼間
マサミちゃんから電話

「みーちゃん、痩せるオクスリがあるのよ、一緒にお話聞きに参りましょホホホー」

ダイエットに興味がある
アルバイトのともちゃんも同行
ラウンジ並びのブティックへ

(またまた本業でもないのに、うさんくささ  100%)

アメリカから仕入れたと言う
ダイエットサプリ 

「ママ、これは本当にカラダにいいのよ、毎日このサプリメントとお水2リットルは飲んでね」

ブティックオーナーの
かるーいトークを聞き
万するサプリ
3人一緒にお買いあげ(笑)

飽きしょうなマサミちゃん
唯一ダイエットサプリメントだけは
長らく愛用
お出かけバックが
ヴィトンのリュックにかわり
背中には常に1リットルの水(笑)
どこに行ってもゴクゴクゴク

「みーちゃん、これホントに効いてるのかしら、痩せた気がしないの、トイレばっかりいっちゃうわホホホー」

なんてことを言いながら(笑)

(痩せるワケないし、それ以上に食べてるし)

ブティックオーナーを通さず
サプリメントを買えることが
のちにわかり
マサミちゃんに頼まれるたび
アメリカへ注文の電話 
アメリカ時間の会社だから
注文の電話締め切り、日本時間午前10時

ラウンジ勤めのわたしには
なかなかキツイ時間

「マサミちゃん、ごめーん寝てた」

なんて言った日は

「アンタいつまで寝てるのよ、サプリメントどうすんのよ、明日は電話(注文の電話)ぜったいよ!!」

ひゃーめっちゃ怒ってる
自分でしたらいいのに(笑)
 

※実話です







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