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営業の見える化ツールは 亡き愛犬が残してくれた(2)


この記事は営業の見える化ツールは
亡き愛犬が残してくれた(1)の続編です

(1)がまだの方は宜しければこちらから
お読みください

そうして、この”さくらのご飯データ”というファイルは
2021年5月27日を最後に入力が途絶えた

この記録を見るとあのときの辛さを思い出しては
未だ胸が締め付けられる想いをしますが
それはわたしたちが さくら注いだ精一杯の愛情の
記録であり、挑戦であり、思い出である
命に向き合った記録です

だから今でも消去せずに保存してあります


さて、ここからは本文のタイトル「営業の見える化ツール」のお話です

さくらが亡くなった頃、わたしは仕事で悩んでいた
それは、自身の営業チームの新規顧客獲得数の
伸び悩みである
その原因も営業マンの行動が見えないために
解決の糸口を探ること自体が出来ていない状況・・・

そうなんです
この当時の活動履歴といえば営業日報のみ
しかもその日報は1日1枚、紙に記入する方式の
もので
ページを捲り過去の活動履歴を見ることは出来ても
定量的に振り返ることなど一切できません

この日報制度、振り返るとわたしが
入社する19年も前から
伝統工芸のように変わらずに受け継がれたものでした

新規顧客の獲得数を増やすためには
わたしたちが日々どのような行動をしているのかを
見える化をして、データ化して、定量的に振り返り、
新たな目標を設定して、PDCAサイクルを
回す仕組み作りをしなくてはなりません

それをどう実現させるか、、、
セールスフォースなどのクラウドCRMの導入も検討するも
料金や運用自体のハードルの高さも感じ、断念します
そして何より営業活動における成果の出し方が
全く以って言語化されていなかったのです
その状態ではどんな素晴らしいシステムを組み入れたとて
成果は上がらないと考えました

そうです、有償のクラウドを使う前に
まずは自分たちの活動履歴にしっかり向き合わなければならないのです

そんなときです!
ふと ”さくらのご飯データ” を思い出しました

毎日の活動をただただデータベースに落とし込んで
それを集計していけば 良いのか、、、
そう、これなら最小限コストで、簡単にすぐに始められる!

”さくらのご飯データ” を基にSA(Sales Activities record)と名付けた
営業行動の見える化をツールを作成し入力してもらう仕組みを
チームに取り入れました

使用するシートは以下の3つ
  A.  顧客登録
  B.  スコアリング
  C.  行動入力
  D.  採点

使い方は、以下のようにとてもシンプル
  ①A.  顧客登録に顧客の情報※ を入力する
     ※・・・営業担当、社名、資本金、従業員い人数など
  ②B.  スコアリング(行動)を登録する
  ③C.  行動を入力する


それから1年6ヵ月継続して運用しており
課の新規顧客の受注は確実な伸びをみせ
近く営業部全体での運用を行っていく予定


毎度のこと、拙い文章ですが読んで下さり
ありがとうございました


是非、営業チームの管理者の方で
チームの見える化に悩みをもっている
これからやっていこうと考えているといった方は
わたしがやってきたを包み隠さずに
すべて公開したいと思いますので
コメントからメッセージを頂けたら嬉しいです

あなたのチームの動きが見えるようになりますよ

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