見出し画像

When the Past was Aroundをクリアしての感想。

セールでめちゃくちゃ安かった時に購入したものの、すっかり忘れてました。仕事で病んでた心が癒されました。


『When the Past was Around 過去といた頃』は、時間や記憶がばらばらに散りばめられた、いくつかの部屋からなるシュールレアリズムな世界に暮らす女性と、その恋人にまつわるほろ苦い物語を綴ったゲームです。手がかりとなるピースを集めて、パズルを解き、扉を開くことで、彼女は先へとつづく道を見いだすでしょう。彼女がいつしか忘れてしまった、恋人との間のひみつを解き明かしながら。
(公式からコピペ)

ゲームと呼ぶには短く、儚く、美しい物語です。

一昔前に流行った?脱出ゲームのような感じですね。
机を調べ、カギを見つけ、金庫を開け、壁にかかった写真を見て、何かを確認して~・・・みたいな。

優しい色合いで、あたたかみのあるイラスト。

セリフはなく、あくまでイラストと音楽、そしてアニメーションで描かれる物語です。
主人公が恋人と初めて出会い、そして共に生活した思い出。

待機モーション。クシャミ。
演奏しているところでも、ついクシャミを。
ここから始まる恋の物語。
もうSS載せられるだけアップしたいくらい。
ネタバレだからアップしないけど。

書くのは二度目ですが、セリフがないんですよ。
だからどういう言葉をかけたのか、あくまで想像でしかないんですが。もうこの二人がカップルぶりが、めちゃくちゃ微笑ましくて。
セリフがないってことは、どの国の人でもプレイできるって事ですね。今気づいた。

5枚のクッキーをどう二人で分けるのか。
もうこれが紳士的な分け方で超イケメンなんです。

あんまりカップルに対して「尊い」っていう言葉は使いたくないんですが、このゲームに関してはホント、「はわわわ、尊い・・・!」と思うのが。まぁぶっちゃけ全部の場面ですね。ガバガバ判定ですみません。
涙腺めちゃくちゃユルいので。

「なにをイチャコラしてんだおめーら?この?あ?」って田舎のヤンキーみたいにメンチ切れないのです。ただただ、尊い。
(メンチを切るってもう死語かな)

本編の話に戻ると。
例えば上のクッキーと飲み物を用意する場面では
・それぞれのマグカップを見つける
・適切な飲み物を入れる
・クッキーはどこにあるんだっけ?

といった感じになります。
謎解きはヒントが少ないものもあるので、素直に攻略サイト見ましょう。
この二人の思い出を、しょーもないつまづきで時間を浪費するのはヤボってもんです。

ここ数年はスマホで写真を撮るようになったけど
最後に「カメラ」で撮影して「現像」したのはいつだっけ?
「思い出のアルバム」なんていつから更新してないのだろう?
スマホで撮影して、それで満足している気がする。
横顔と背景がリンクする。
この演出に明確な名称があるのか知らないけど、好き。
人は、嬉しい時にも涙を流すんです。
プレイ中、感極まって「うわーーー!」ってなった。深夜なのに。
フィナーレ。

エンディングテーマがめっちゃくちゃ良いんです。
上の画像とリンクしていて、最後は静かに終わり、現実を受け入れる。

プレイ時間としては、解けるところは自分で解いて、つまづいたら攻略サイトを見ても2~3時間くらい?
完全に攻略を見ていればもっともっと早いかもしれません。

自分を見直すきっかけになるゲームですね。

閲覧、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?