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好きなアーティストについて書いてみた⑨-2

HELLOWEENというバンドについて語ります。
ドイツのメタルバンドです。


前回の続きです。☆はオススメアルバム。

The Time of the Oath
Better Than Raw
The Dark Ride
Rabbit Don't Come Easy
Keeper of the Seven Keys: The Legacy

前回はMaster of the Ringsまでやったので
今回はThe Time of the Oathからですね。

・The Time of the Oath

Power

ライブでの代表曲。ライブCDでは、なんか尺伸ばしに使ってた印象がありました(→ソースは96年のライブ音源)
何気にキーが高いんです、これ。

Wake Up The Mountain

\ウェーイクアップマウンテーン!!/
ハードロック色の強い曲ですが、好きです。

「マウンテン」繋がりだと、こういう曲が。

7 Sinnersはホンット名曲ぞろいだわー。

あ、違う違う。The Time of the Oathだ。

Steel Tormentor

エンジンをかける音のインストから始まって、ずーーーっと疾走する曲。
ラウドパーク12でも演奏されました!
隣のやたら騒いでた中学生くらいのメタルキッズがこのイントロかかった時に「え、この曲知らん」って真顔になってた思い出。
それを横目に「これやるのか!うっひょー!」ってガッツポーズして叫んでました。

Still I Don't Know

ボーナストラック。マーカス(ベース)はホンット良い曲作るわー。
ギターのインストがハモって、疾走して
But we don't know whats more when its over
Is there heaven or hell?
I wonder if there's something when my time's run out in life
Still I don't know, (シャーン!!)Still I don't Know

完璧な流れですね。
その後の、~3:08。サビを変調で歌うのもたまりませんね!

他には
コミカル要素があるAnything My Momma Don't Like

逆におふざけ無し。
王道のパワーメタルという曲調のKings Will Be Kings
も、良いです。


・Better Than Raw

このアルバムの何が印象的って、まずジャケット。

唐突に出てきたセクシー魔女

このオネエサンはバンドメンバーでも歌詞に出てくるわけでも、新しいマスコットキャラでもありません。今回のコンセプトは魔女!?魔法!?

wikiによると
【タイトルは、「カボチャは生より煮たり焼いたりした方が美味しい」=「生より良い」(Better Than Raw)という意味。ジャケットのアートワークもタイトルに倣い、セクシーな若い魔女が、大鍋でカボチャを煮ている、という絵になっている】(wikiより丸々コピペ)

へぇーそうなんだ、すごぉーい(真顔)

このアルバムから音がさらに重く、深くなりました。

Push

前曲のちょっと長いな?ってインストから入る2曲目の曲。

Falling Higher

続いてくる曲がこれ。この2曲は続けて聞くべきです。
\フォーーーリング!!ハーイヤー!!/
疾走感が続く中で
We realized by the look in your eyes
Metal will never die.

あら、ファンサービスですか?(違う)

実は最近カラオケにも配信されました。デンモクを二度見しました。

Revelation

8分超えの曲。緩急が激しく、聞くと8分の曲なの!?と驚きます。
ドラムの腕の見せ所、という感じのサービスシーンが多いです。

Lavdate Dominum

曲名が、キリスト教とか、クラシックに詳しい人だと
「賛美歌かな?モーツァルトかな?」って思うかもしれません。

行進曲のような軽快なイントロの後、ギターが入ったと思ったら
デリスの低音ボイスでハーレルヤホミネ・・・

は?何言ってるのか全く分からん。聞き取れん。
正解はラテン語。
聞きなじみのない言語なのに、何度か聞いてるうちになんだか口ずさめる気がする!ふしぎ!女性コーラスがステキ!
タイトルの"Lavdate Dominum"は英語に直すと"Praise the Lord"だそうです。

Hallelvja, homines,
(Hallelujah, people,)
Gaudete de domino,
(Rejoice in the Lord,)
Qvi donat vita omnes, qvod amat nos
(Who gives life to all, who loves us)

()の部分が英訳。賛美歌だ!
ネットって何でも出てくるな、すごい。


・The Dark Ride

Mr. Torture

ホラー映画の、悪魔かなんかが接近してくるような独特のイントロ。
ネットで復讐を請け負う、Mr. Tortureの話ですね。
ははーん、地獄少女的な?(パチンカス知識)

Mr Torture sells pain
To the housewives in Spain
He knows just what they crave
Mr Torture

housewives in Spain=スペインの主婦。多分韻を踏むためなのかな。
カッコいいからどうでもいいですね。

余談ですがカラオケで歌うとDAMとJOYSOUNDで字幕が違います。
Dial 18 double 0 Mr. Torture
Mr Torture sells pain

DAM版
JOYSOUND版

店員サイドから見たら、何やってんだこのオッサンって思われてそう

こういうの、他のアーティストの曲でも探せばありそうですね。
DAMは洋楽をNipponglish.Verで水増しするのやめて、「フツーの」配信曲増やしてくれないかしら。。。

All Over the Nations

\オールオーーバーーザーネーショーン!!/
めっちゃ明るく、爽やかな曲。めっちゃいい歌(語彙力のなさ)
説明できるほどの表現力がないです。
それくらい良い曲。カラオケにあります。

Salvation

力強く、サビ前が特にとても良いのです。
これもカラオケで歌いたい曲。ってあるんかい!(今ググった)
今度歌いに行こうっと。


上記のアルバム発売後、ローランド(ギター)とウリ(ドラム)が抜けました。
彼らはMASTERPLANというバンドを立ち上げました。
このバンドもなんか色々と紆余曲折があったりしますが、直近のアルバムの売り方がなんかセコいなー?バンドへの未練タラタラ・当てつけかしら?という感じがしてなんとも。仲良くして欲しかったなぁ・・・。

さらなるメンバーチェンジとなり、ここからまた一皮むけたHELLOWEENの物語が始まります。


・Rabbit Don't Come Easy

Just a Little Sign

なんだこのサムネ。
このアルバムの1曲目。1曲目から飛ばしてきます。
静かと思わせて急に入るギターインスト、疾走!疾走!バックコーラス!
\イッツターイム!!ジャストリトサーイン!!/
間奏→「オ~オ~♪」と場を盛り上げたと思ったら静かにサビを呟き再度
\イッツターイムジャストリトサーイン!!/
明るい曲です。

Hell was made in heaven

ザクザクとしたメロディにミドルボイスがいい感じですね。中盤のギターソロもたまりません。マーカスの作品ってやっぱすげー。
タイトルが声に出したい英語ですもんね。「ヘルワズメイドインヘヴン」。

Liar

思わず年代を確認したくなるような、ゴリッゴリでアグレッシブなスラッシュメタル。終始このメロディで歌い尽くすのが驚きです。


・Keeper of the Seven Keys: The Legacy

アルバムタイトルの和訳が守護神伝 -新章-ということもあり、新時代の幕開けってことですね。
アルバムの1曲目からThe King for a 1000 Years(約14分)という壮大な曲から始まります。
自身の「守護神伝」に対するアンサーソングですね。曲作りも全員で行い、一つのドラマとなっています。

The Invisible Man

誰もが一度は夢見る「透明人間」がタイトル。
メタルなのにどこか物悲しいメロディのまま突き進むのですが、途中で入るピアノパートでなんか泣けてきます。たった数秒のピアノパートなのに
曲は7分?え?7分なの?そんな経った?と聞き入ってしまいますね。

Born on Judgment Day

ジャッジメントデイ?透明人間の次は「ターミーネーター」?

この曲に限らずですが、「聞かせる」感じにシフトしてきたのかな?と思います。ドラマ性というか。

Don't know good or bad
Kinda feel so sad
But still I sing this song for you

サビの部分より一部抜粋。カッコイイ。
「それでも、俺は君の為に歌を歌う」ですよ。こ・れ・は・・・!

My Life For One More Day

曲の題名は「人生にあと、一日あったら」って意訳したけど
ライナーノーツ読んだら「もう一日、この人生を」らしいです。
(大体同じか)

There is a chance for everyone
Needs time but can be done
Fight the darkness
Don't be afraid my friends
The last key you have to find
And so will save mankind
Keep on trying when I give away

[意訳]
誰にもチャンスがあって
時間はかかるけどきっと叶えられるはず
闇と戦え
恐れるなわが友よ・・・

後半の鍵のくだりは、このバンドのコンセプトとかけてるのかも。
という単語はちょくちょく出てきます。キリスト教の「七つの大罪」を基にした(以下略)

全く関係ないけど今、「7つの鍵」とかでググってたら「シェーラひめのぼうけん」って物語が出てきました。

絶対面白いやつじゃんこれ。

Silent Rain

わーめっちゃ良い曲!速い!テンポ良い!HELLOWEENっぽい!
って歌詞見て鬱になる歌(幼児虐待への警鐘)です。
(ライナーノーツ読んで驚愕)


この歌に限らずなんだけど、外国からALTで日本に来ている外国人の方(まぁ、ALTに限らずなんだけど)でメタル耐性のない人に、歌詞が過激な洋楽をカラオケで歌ったら「アイツ、イカれてんな。なんて歌をニッコニコで歌ってんだ」って思われるのかな。

メタラーになるとそういうの気にせず歌ったりしますが。

例えばオッサンの感覚だと。
イキり散らかしたキッズがウケ狙いSLIPKNOTThe Heretic Anthemを歌って、アメリカから来たALTに「えっなんて?『お前が555なら俺は666?』?そんな何回も言わなくてもわかるわ。それと、机に足を上げて中指立てるな、みっともない」ってガチツッコミされるとか。

とかなんとか想像しました。

残り5枚?6枚ですね。駄文は続きます。

閲覧、ありがとうございました。

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